この時期、子どもたちに改めて意識してほしいのが「ていねいさ」です。
特に男の子は、どうしても急いでしまうところがあります。字が雑になったり、数字の0と6、6と9がわかりにくかったりする。自分では読めても、採点する先生に伝わらなければ得点にはなりません。
問題文の読み方も同じです。
急いで読めば、条件をひとつ飛ばしたり、「何を答えるのか」を取り違えたりする。難しい問題ができないのではなく、読めばできた問題を落としていることは結構多いのです。
計算も、途中式を雑に書けばミスが出やすくなります。数字をそろえる、式をきちんと書く、途中で一度確認する。そういうちょっとしたことが、最後の答えを変えます。
そして、答えが出たらもう一度問題を見る。
聞かれていることにちゃんと答えているか。単位は合っているか。記号で答えるのか、数字で答えるのか。ここまで確認して、ようやく一問が終わりです。
できる子がミスをしないわけではありません。ミスに気づいて、試験時間の中で直しているのです。
だから、これからは問題数を増やすことばかり考えなくてもいい。
一問一問をていねいに解く。字をていねいに書く。問題文をていねいに読む。計算をていねいに進める。そして最後にていねいに確認する。
その積み重ねだけでも、得点はかなり変わってきます。
