月別アーカイブ: 2022年7月

第一志望を優先したい理由

東京、神奈川の入試では2月1日、1回だけの入試で終われるのが理想だと考える校長先生は少なくありません。

しかし、そうなかなかうまくいかないから、複数回入試をしたり、午後入試をやったりするわけですが、できることならば2月1日、1回だけで入試が終わり、充分な定員が確保できればいいのです。

本当は2月1日でなくてもいいのかもしれません。1回で入試が終わることが大事なのかもしれませんが、要は第一志望の生徒が多いかどうかが、問題なのです。

複数回受験の場合は、第一志望が残念で自校に入ってくる子どもたちが少なくないでしょう。本当は他の学校に行きたかったが、残念だったのでこっちに来たという場合、子どもたちはやはり盛り上がらない部分があります。

うれしいような、うれしくないような。

そういう子どもたちをたくさん見てくると、自校を第一志望として入ってきている生徒は最初からうれしいわけだから、こっちの方がいいなあ、と校長先生は思うわけです。

だから2月1日、1回入試であれば理想、ということなのでしょう。

みんなが第一志望に入れればこれはこれでいいことであるが、そうはなかなかいかない。

でも、いつかは、というので各校ともがんばっているわけです。

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この練習をするのはなぜ?

スポーツの世界では、以前は指導者がやれと命じたことを黙々とこなす、という印象が強かったのですが、今は、なぜこの練習をやるのか、選手自身がいろいろと考えるようになりました。

これは科学的にいろいろなことが解明されてきたことと、動画などの記録ツールや情報処理技術が進んで、考えた方がむしろ効率良く強くなれる、上手になれるということがわかってきたからです。

例えば身体の動きについて、どの筋肉をどう鍛えればいいのか、ということが議論されてくるようになった。昔は体幹なんて言葉はまず聞いたことはなかったと思いますが、今はそういう練習を取り入れている選手が圧倒的に多い。

ところが、どうも受験の世界はそういう変革があまり起きていない。

問題をたくさん解けば良い、長く勉強をすれば良い、という風に考えられているところがあるのです。

長く勉強するというのは、本当に正しいのだろうか。

運動をすれば当然疲れが出てきて、乳酸がたまる。サッカー選手も後半、足がつる。彼らはものすごく鍛えていてもそうなるのです。勉強も同じで、目も疲れるし、頭脳も疲れる。

だから勉強すべき良い時間に、短時間にやるべき勉強をしっかり進めることが大事なのです。

今やっている練習はなぜ、やるのか。子どもたちはわかっているでしょうか?

ただやりなさい、ではいけない。この勉強をすることで、何ができるようになり、それはどんな試験に対して有効なのか、それを説明してあげないと、子どもたちだってがんばれないでしょう。

そろそろ根性論からは脱すべきではないか、と思っていて、だから学習履歴のデータを使ったやり方を実践しているのです。


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ずっと応援してるよという気概を持つ

中学受験をこれから進めるにあたり、保護者の心構えとして、子どもの成長を見守る立場である以上、子どもがどういう結果になろうと、常に応援しようという気概を持っていなければいけません。

さらに、子どもの成長はまだまだこれからであって、たとえ第一志望に入ってもうまくいかないこともある。

逆に失敗の経験を踏まえて、非常に立派な成長を遂げることもあるわけです。

後者の場合、どうしてそうなったのか、と言えば、やはり子どもと家族がこの機を活かそうと前向きに考えられたことに尽きるのです。

通うことになった学校は確かに第一志望に比べて見劣りするところがあるかもしれない。しかし、その学校だからこそ得られる教育や考え方もあるはずなのです。

それを見過ごしてしまえば機を活かすことにはなりません。だからこの心構えを最初から準備している必要があります。

たとえ中学受験の準備があまりうまくいかないからといって、その子が全部ダメだ、というわけでは当然ない。しかも、まだ彼らの人生は始まったばかりであり、今後大きく成長していくタイミングはあるはずです。

「中学受験で子どもの人生は決まらない。」

繰り返しお話ししていますが、これからお父さん、お母さんは中学になって子どもが進む学校が彼らの成長にとってベストな環境にするのだ、という気概を持ち続けてください。

どの学校に行ってもしっかり応援してあげよう、という気持ちを親がしっかり持つこと。このことで子どもが持つ安心感ははかりしれません。

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