スポーツの世界では、以前は指導者がやれと命じたことを黙々とこなす、という印象が強かったのですが、今は、なぜこの練習をやるのか、選手自身がいろいろと考えるようになりました。
これは科学的にいろいろなことが解明されてきたことと、動画などの記録ツールや情報処理技術が進んで、考えた方がむしろ効率良く強くなれる、上手になれるということがわかってきたからです。
例えば身体の動きについて、どの筋肉をどう鍛えればいいのか、ということが議論されてくるようになった。昔は体幹なんて言葉はまず聞いたことはなかったと思いますが、今はそういう練習を取り入れている選手が圧倒的に多い。
ところが、どうも受験の世界はそういう変革があまり起きていない。
問題をたくさん解けば良い、長く勉強をすれば良い、という風に考えられているところがあるのです。
長く勉強するというのは、本当に正しいのだろうか。
運動をすれば当然疲れが出てきて、乳酸がたまる。サッカー選手も後半、足がつる。彼らはものすごく鍛えていてもそうなるのです。勉強も同じで、目も疲れるし、頭脳も疲れる。
だから勉強すべき良い時間に、短時間にやるべき勉強をしっかり進めることが大事なのです。
今やっている練習はなぜ、やるのか。子どもたちはわかっているでしょうか?
ただやりなさい、ではいけない。この勉強をすることで、何ができるようになり、それはどんな試験に対して有効なのか、それを説明してあげないと、子どもたちだってがんばれないでしょう。
そろそろ根性論からは脱すべきではないか、と思っていて、だから学習履歴のデータを使ったやり方を実践しているのです。
受験で子どもと普通に幸せになる方法、本日の記事は
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