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残り100日の逆転劇を演出する

これまで上がらなかったのだから、この先も上がる可能性は少ない、とつい考えやすいのですが、しかし、そんなことはありません。

これまでたくさんの逆転劇を見てきましたが、これらの逆転劇はあと100日を切ってから起きることが多いのです。

残り3か月。それなら子どもたちだって踏ん張れる。

お尻に火がついて、でも3か月ならまだいろいろなことができる。

一番いけないのは、今までと同じようなことを繰り返してしまうこと。

特に通塾日数が多くなっている場合、なかなか変わらない。したがって、この3か月を有効に使えないことが多いのです。

何校合格しても行く学校は1つ。

だったら一番行きたい学校に合格する手をやはり考えていくべきです。

子どもたちが本気になれば、まだまだ伸びる部分はたくさんある。

具体的に何をやるのか、しっかり絞り込んで時間を有効に使ってください。


今日の一問(算数オンライン塾から)

10月30日の問題(比と割合)

1週間無料公開されています。


出題傾向を知る

志望校の問題について、情報を集める、ということは非常に大事です。

たとえば、算数の問題について、整数だがきれいな数字ではない答えが出ることがある。

2718mとか、6439円とか。

これって違うかなあ、とつい思いがちですが、いや、この学校はそういう答えが出ることがある、と知っていると、少し安心できるところはあるでしょう。(それでも違うことは当然あるわけですが。)

なので、過去問をやりながら、志望校の出題のくせ、みたいなものを段々体得していければ、それはそれなりにプラスになる。

この情報戦は子どもたちだけではなかなか厳しいところがあるので、お父さん、お母さんも手伝ってあげると良いと思います。


今日の一問(算数オンライン塾から)

10月29日の問題(数の性質の問題)

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よく考えないと、質問してもわからない

この時期になると、解けないとかわからない、とか思う問題はなかなか高度です。

なので、塾で質問をしても、先生もすぐに答えられる、というレベルではないかもしれません。実際にあずかって次の授業の時に教えてもらうこともあるでしょう。

ただ、それで聞いてもよくわからない、ということは多々ある、のです。

教えている方も「やはりわかってないなあ」と感じることが多いもの。まあ、それだけ難しいということなのでしょうが。

だから本当は安易に聞いてはいけない、と思います。確かに聞いて処理しないと、たまる一方だ、ということはあるのですが、しかし、たまるから聞いても、本人が理解していなのであれば、あまり意味がない。

考えて、解説も読んで、いろいろ試行錯誤をした結果として、先生に「こうやれば」と聞くと、「あ、わかった!」となる。

このときは先に先生が説明を続けなくても、自分でわかるから、本人が自分で勝手に解いた方が良いという場合もあるのです。

だから、先生に聞くときは良く考えたから、の方がプラスになります。

あまり考えていないと、何を教えられたのかもピンとこない。したがって本人の力にもなっていないことが多いのです。

土台、問題を与えすぎなところはあるわけですが、しかし、十分納得がいった、という問題が増えないと意味がないので、やはりよく考えることを優先してください。


今日の一問(算数オンライン塾から)

10月28日の問題(平面図形)

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