2019年受験に向けて」カテゴリーアーカイブ

カリキュラムの進行にこだわらない

組み分け試験があると、そのカリキュラムを全部やらないと試験対策にはならないところがあります。

だからとにかく進もうとする。本当はよく分かっていないのだけれど、もう次に行く。ここが、成績向上を阻害している要因のひとつです。

本当ならそこをしっかりわかってから、次に行かないといけないのだが、カリキュラムが決まっているから、先に進む。結果として、わからないことにわからないことが積み重なり、どこで躓いたかもわからなくなる。

そのくせ、カリキュラムの後半は膨大に復習の時間がとられている。ここがおかしい。

それならもっとゆっくり進んだ方が良い、と思うのです。あせる必要はない。

どうせ最後の方で調整ができるのだから、もう少しじっくり構えればいいのです。

ところがすぐクラス落ち、という言葉が頭をよぎる。

こういうところであせらず、まずはじっくりわからないところに取り組みましょう。

急いては事をし損じる、というではありませんか。


冬期講習のお知らせ


受験で子どもと普通に幸せになる方法、本日の記事は
間違い直しをがんばる子


5年生の教室から
それぞれが必要な勉強をする


今日の慶應義塾進学情報
調査書の中身


お知らせ
慶應進学特別では以下の日程で慶應各校の入試対策説明会を行います。
学校別になっておりますので、期日をお間違えにならないようにご注意ください。
10月14日(土)
慶應湘南藤沢中等部入試対策説明会
10月29日(日)(→10月28日は定員に達しましたので、締め切らせていただきました。)
慶應普通部・中等部入試対策説明会




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うまくいかない状態は続くもの

どうも本気になって勉強していない。

成績があまり良くない。

本当にわかっていないのではないか。

5年生で、そう感じられることがあるとすれば、これからしばらくそれが続くものだと思ってください。

なぜか?

そういうやり方で毎週の生活が進むからです。根本的に環境を変えないと、良くならない。一番簡単な方法は塾を変えることでしょう。結構、今の塾を変えるのには勇気がいるかもしれないが、しかし、受験まで本当のことを言えば、時間は限られている。

うまくいかない時間を長くしてはいけないのです。新しい塾に行っても、それから結果が出てくるまでにやはり数ヶ月はかかるのだから、早めに決断してしまった方が良いでしょう。


受験で子どもと普通に幸せになる方法、本日の記事は
情緒不安定な子


5年生の教室から
動画授業は個別に見るのが一番


中学受験 算数オンライン塾
10月2日の問題


お知らせ
慶應進学特別では以下の日程で慶應各校の入試対策説明会を行います。
学校別になっておりますので、期日をお間違えにならないようにご注意ください。
10月14日(土)
慶應湘南藤沢中等部入試対策説明会
10月29日(日)(→10月28日は定員に達しましたので、締め切らせていただきました。)
慶應普通部・中等部入試対策説明会




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応用力は学校別対策で鍛える

学校別対策に反対する塾の先生はあまり多くはなくなったように思うのですが、それでも「どんな問題が出ても対応できる」姿をめざしている教室もまだあるかもしれません。

実際にいろいろな知識を持ち、読解力や理解力がある子、というのはいます。で、そういう子はまあ、間違いなく、どこを受けても入るだろうなあ、と思います。

ただ、それはもったいなかったかもしれない、と思うのです。もともと頭が良くて、そんなに勉強してなくてもその位になってくれれば何も問題がないが、しかしかなりの時間を費やしてそうなったとすれば、行く学校は1つだからその学校に合格する力をつけて、後はほかのことをやっても良かったのかもしれないのです。

中学受験の範囲は途方もなく広いものです。学校の教科書で見ると中学3年生まで広がっています。だからそれをすべてマスターすること自体が途方もないことのように思うのです。だったら基礎だけしっかり固めて、必要な応用力は受験するであろう学校の対策でつければいいのではないでしょうか。

一番行きたい学校の入試に沿って応用力ができればいいわけで、それ以外は本当のことを言えば不要なのです。

だから受験カリキュラムが早めになっていますが、そこは基礎がしっかりしていればいい、とまず切り捨ててしまいましょう。つまり、あまり難しいことを4年生や5年生のうちにできなくたっていいのです。それよりは基本問題ができることに注力する。

そして早めに第一志望を絞り込んでいくことです。むしろ学校別の対策を早めに始められるようにする方が良いのです。

今4年生、5年生のご家庭はもしかすると大変な想いをされているかもしれませんが、応用まで行かない、と思うのであればむしろ基礎にとどめた方が良いでしょう。
むしろそこに集中して、そこまでできたらもうOKを出してあげていいのではないでしょうか。

後は6年生になって、学校別対策で応用の枝葉を広げていきましょう。


受験で子どもと普通に幸せになる方法、本日の記事は
管理と監視は違う


5年生の教室から
志望校の決め方(2)


今日の慶應義塾進学情報
数の性質に関する問題





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