2017年受験に向けて」カテゴリーアーカイブ

教材は捨てる

とにかく、まあ、たくさんのプリントが配れる塾が多くなりました。

実際にすべての問題をやれる子どもは存在しません。だって、すべてのレベルの問題を網羅しているわけですから、そんなに時間はない。

だからやるものをそれなりにしっかり選ぶ必要があるのです。

ところが最初に教材をもらうと、全部やらねば、という気になってしまいます。で、へとへとになる。

最初から無理な量が配られているし、元々全部やることなど想定していない。

「じゃあ、くれなければいいのに」

その通りなのですが、でも「上のクラスでやっている問題がほしい」という保護者の方は少なくないのです。

だから、まあ、全部配ることにっているわけです。

なので、使わない教材は捨ててください。目の前にあれば、やらないといけない、と勘違いしてしまいますから。

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受験校か、付属校か

中学入試は、すべて独自入試です。独自入試というのは、それぞれの学校が入試問題を作るということ。

そうなると、学校別傾向というのが非常に色濃くなるので、やはりその対策をするのが効果的です。すでに受験カリキュラムは終わり始めているので、だったら学校別の対策を少しずつ進めていった方が良いのです。ここで夏休みまで、また復習に時間を割くということになると、何のために前倒しをしたのか、あまり意味がなくなってしまいます。一応カリキュラムが終わったのだから、入試問題を解けるレベルには来ている。(もちろん合格点を取るというところまではまだ行かないでしょうが、それは当たり前の話。)だから、志望校の過去問を少しずつ始めないといけないのです。

ところが、まだ決まっていない、という場合があるでしょう。それだと、実はせっかく早くやった効果が得られない。成績はこれから伸ばせばいいので、早めに第一志望を決めてしまうことが効率を上げるひとつのポイントになります。

ではどうやって選んでいけば良いでしょうか。

まず最初に受験校を選ぶか、付属校を選ぶかという選択があります。

受験校は大学受験をする学校、付属校はそのまま系列の大学に進学する学校のことですが、これはそれぞれにメリット、デメリットがあります。

大学受験は確かに大変ですが、自分の志望する大学を自由に受けられるという点はメリットです。一方付属校にした場合、自分の行きたい学部が系列の大学にない場合がありますから、大学受験をした方が選択肢は増えます。

付属こうのメリットは、中高6年間、受験勉強にとらわれずに自分のやりたいことができます。クラブ活動にしても、勉強にしても自分でやってみたいことを幅広く挑戦することができます。

これをまず最初に考えた方が良いでしょう。将来の道筋を自分で決める段階になってから決めた方が良いと思われるのであれば、まずは受験校を選ぶ方が無難かと思います。

一方早稲田や慶應にある特定の大学に入れたい、と考えるのではあれば付属校を選択して良いかと思います。これは、お子さんの性格やご家庭の考え方によりますので、しっかりと話し合われてみるといいと思います。

得てして大学付属に入ると遊んでしまう、と考えられる方が多いのですが、そういうわけにはいきません。むしろ大学付属は大学に推薦させるために進級を厳しく管理するところがあります。例えば慶應の場合、中1から留年があり得る。そして同じ学年は2年間しかいられません。その場合は退学しなければならないので、それなりにプレッシャーはかかるようにできています。進級に関して言えば概ね受験校の方がゆるいでしょう。

だから、決して遊んでしまうというわけにはいかないのです。どちらが我が家にとってはいいか、どちらが我が子にとっていいか、をまずはじっくりと考えてみてください。

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まずは算数

この時期、どんどんカリキュラムが進んでいるわけですが、まずはじっくり算数に取り組むべきだ、とお話しています。

算数は合格者平均と不合格者平均のかい離が一番大きな科目なので、算数ができると明らかに入試では有利になる、というのがその一番の理由ですが、実は算数の力
はやはりそう簡単にはつかない。

最近の入試は工夫を凝らして、グラフを描かせたり表を書かせたり、あるいは作業をしながら、自分の考え方を整理して結論を出す、というような問題が増えてきて
います。

逆に言えば、単純に〜算ができる、というような視点ではなく、論理を組み立てる力が備わっているかを試そうとしているわけで、それはやはりある程度訓練を積ん
でいく必要があり、時間がかかるのです。

なので、今は勉強時間の半分は算数でいい、とすら思います。

ただし・・・。

たくさんの問題を解く、ということが必要なのではありません。むしろ問題数はしぼっていい。その分、多少なりとも難しめの問題をじっくり考えていくことが必要
なのです。

ポイントは、論理を組み立てる、ということにあるので、なぜこうなるのかを明確にできなければ意味がない。

答えが合っていても減点する、という学校が増えてきているのは、あくまで考える力を見たいと思っているからで、したがって式や説明を本来はしっかり書けるよう
になっていなければなりません。

ただ、答えが合っていればいい、という感覚は必要ありません。

どうしてこの答えになるのか、ということがしっかり理解できていなければ解けたことにはならないので、解き方に注目して、ていねいに勉強する必要がある。

そのためにはやはり時間がかかるので、大胆に時間配分をされていくと良いでしょう。

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