2015年受験に向けて」カテゴリーアーカイブ

雙葉は2月1日だが横浜雙葉は2月2日になる理由

サンデーショックは、基本的にはプロテスタント系の学校が日曜日に学校行事を行わない、ということで2月1日が日曜日の場合、2月2日に入試をします。

で、すでに雙葉中学は2月1日に入試を行うと発表しましたが、横浜雙葉は2月2日になりました。

同じ雙葉なのに? これは横浜3校の事情によるものです。

横浜、山手には女子の有名校として、フェリス、横浜雙葉、横浜共立の3校があります。同じ地域、同じ女子校ということで、しっかり連携をとっているところはあり、3校とも2月1日の受験日です。

しかし、フェリスはプロテスタント系なので、2月1日が日曜日のときは2月2日に移動することは決まっています。そうなると、残りの2校が2月1日に入試を行えば、当然合格者が重複することになり、お互いの合格者をどのくらい出すか、という数に狂いが生じる可能性があります。

したがって、この3校は一斉に2月2日に移動してしまう、ということなのです。

非常に近い所に3校があるので、こういう対応になっているようです。

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多少の無理

本人が本人なりに努力をした結果として入れる学校に入れればよいではないか、という考え方があります。

一方で、絶対にこのクラス以上の学校に入れたいという考え方があります。

そのどちらも中学受験の考え方にはある。どちらがいいとか、どちらがダメとかいう問題ではない。まさにこれは家庭の考え方であり、受験生本人の考え方でしょう。

ただ、難しいのは「本人なりの努力」という点。

その本人なりの努力というのは、まあ、ゲームも楽しみつつ、遊んでもいて、それでできる「本人の努力」もあれば、多少なりともいろいろなことを我慢して、ある程度上をめざした結果としての「本人の努力」もあるわけで、ここをどう考えるかをある程度家庭で決めておかないといけない。

競争という面がある以上、なんでもかんでもやりつつできる、というレベルではなかなか上位には上がっていかないだろうと思います。だからそこに多少の無理はしないといけないところがある。

しかし、それは多少であって、多大であってはならない、と思います。例えば本人の健康が悪くなるような、あるいは身体の成長に問題を生ずるような無理は、当然するべきではない。

ただ、その加減は子どもが1人で判断できるものではないし、親も「こうだ」と決めきれるものではない。なぜならば、やはり子どもの受容できる範囲は子どもそれぞれに違いがあるからです。

だから、そこを良く見て、相談しながら進めていかないといけない。その結果として、入れる学校に入れれば良い、ということがまあ、妥当なところではないかと思います。

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復習もむずかしい

復習型と予習型の塾があるわけですが、最近は復習型の方が圧倒的に多くなりました。これはやはり家庭で予習することが難しいのと、塾で「それ、知ってる」みたいな子が増えると授業がやりにくいのでそうしている部分と両方ある。

まあ、復習が充分にできれば、それでいいのですが、実は、この復習もままならなくなりつつあります。

つまり、毎週やることが多い。宿題なり、課題なりをやっていると、もう「できなかった問題をやり直す」ことすら難しくなってくる。ましてや2週間前の復習など、到底及ばない。

大量のプリントを丹念にファイリングしても、じゃあ、そのプリントを見直したりやり直したりする時間があるか?といえば、まずないでしょう。

ということは、ある一定のところで、もう絞り込まないと、何もかも中途半端になってしまう可能性があります。少なくとも、これだけはかっちり復習する、というものを決めないといけない。塾で宿題を出されると、それをやらなきゃいけなくなるが、それでもこれだけは守る、というものを作っていかないといけません。

ノートは本来、もう一度覚えなおすとか、見直すためにとるものですが、その時間がない、というのはやはり本末転倒なところがあるわけです。

「課題さえやってもらえれば、復習は必要ありません。」という塾もあるそうですが、これも変な話でしょう。

できなかったものは、子どもひとりひとりが違うわけだから、それを無視してやる課題は「できるところは相変わらずできて、できないところはできないまま」になりやすいわけです。

だから、子どもたちの勉強を良く知っておかないといけない。時間がないにもかかわらず、結構無駄な時間が増えている可能性があるから、気を付けましょう。

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