2015年受験に向けて」カテゴリーアーカイブ

見直す力

いったんテストが始まると、カリカリと鉛筆の音が聞こえてきます。まあ、当たり前ですが問題をどんどん解いて行くわけです。

しかし、いったん答えが出たときに、「さて、これで良かったか?」みたいなことを考える子はほとんどいません。

だいたいは割り切れたりして、お、これは合ってるな、みたいな感じになるものですが、こういう時にミスがおきやすい。

本当は太郎君の分速を出さなければいけないところが、次郎君の速さを答えてしまったりする。本当はちゃんと解けているわけですが、答えが違うからバツになるわけです。

で、入試ではとにかく正解率が高い子が合格します。同じ70点でも7割やって全部できる方が間違いなく本番では力を発揮する。ミスが少ないというのは、動揺の幅の大きい本番ではより大きな差になるのです。

だから今のうちから、見直す力をつけておかないといけない。

問題が解けたら、本当に条件通り答えたかどうかを確認する。

計算をしたら、もう一度その場で見直す。

そんなことはまだお構いなしに進んでいると思いますが、そろそろ考えていった方が勉強の効率が確実に上がります。

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ママの影響を排除する

開成の校長先生は、入学式の時にお母さんたちに対して「ご卒業おめでとうございます」と声をかけるそうです。

以下読売新聞の記事からの引用です。

 柳沢校長は「小学生の男の子の教育はいま、お母さんが多くを担っているが、男の子が大人に成長する過程は、同じ経験をしていないお母さんにはわからない。異性の子にはかわいいという気持ちが先に出て、男の子がなかなか自立できなくなる」と指摘。その上で「男子の中高一貫校では入学したての中1のすぐそばに、ひげをはやし、声の低い高校生がいる。そういう先輩と接することで、男の子は男の子として自立し、成長できる」と語る。

さて、開成のお母さんたちはどうするでしょうか? すっと手を引いてくれるか?

いやいや、そんなに甘くはないでしょう。ママの影響を絶対に確保したい?ところではあろうかと思うのです。

しかし、子どもたちは男子校独特の雰囲気の中で好き勝手を始める。その好き勝手がやがて子どもたちの可能性を広げることになるわけですが、それはママたちの思惑とはどんどん外れていくところはあるわけで、しかし、これらの学校は明らかにそれを手助けしようとしているわけです。

男の子は同世代の女の子に比べて精神年齢が低いので、共学校の場合はママの影響ばかりでなく、同級生の女子の影響も出てくる。しかし、これはなかなか排除できない。

その意味ではやはり放任型の男子校というのは独特の雰囲気が生まれてくるわけです。男の子を育てるにあたり、放任型の男子校という選択はなかなか魅力的だと思います。

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抑えを選ぶのは今ではない

どこを受けていくかを決めるのにあたって、挑戦校とか、実力相応校とか、安全校とか、メリハリをつけて考えていきましょう、というお話はよくします。

実際に挑戦校ばかりを受けても勝負としては厳しいので、抑えるべきところは抑えた方が良いのですが、しかし安全校を選ぶのは今の時期ではありません。

これはもっと押し迫って、秋の模擬試験のデータもそこそこ揃って、どの辺なら大丈夫そうかというラインが出てからの話。それまでは、第一志望と、第二志望ぐらいまでが決まっていれば十分でしょう。

何校合格しても行ける学校は1校だけですから、できるならば一番行きたい学校に合格するのが理想です。

だから、まずはその学校に合格するための準備を優先するべきなのです。いや、その学校はなかなか難しいから…というような考えがあるかもしれませんが、学校別の対策は始まったばかりですから、そう簡単にあきらめるべきではありません。

また、それでも、と思う気持ちが強いのであれば、もう一度第一志望を考え直す必要があるかもしれません。ただ、子どもたちが、その学校に行きたいと強く思っているのであれば、まず狙うべきでしょう。

いろいろながまんをして勉強を続けているのは子どもたちですから、その意思は大切にしてあげるべきだし、それが努力の源になるわけですから、そう簡単に妥協してはいけない部分です。

ということで、この時期は第一志望に的を絞って準備を考えていきましょう。

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