2015年受験に向けて」カテゴリーアーカイブ

受験校の中身

大学受験校の場合、進学指導については大きく分けて2つのパターンがあります。

1つは学校でシラバスをしっかり決めて、大学受験に向けて子どもたちの成績を管理しながら学習を進めていく学校。よく管理型という分類にしていますが、最近はあまりハードな管理型は少なくなったものの、やはり学習のスピードは結構速くなっています。

中学の過程はだいたい中学2年までに終わり、中学3年生で高校1年、高校1年で高校2年というように1年ずつずらしていくと、最後高3のカリキュラムが空くので、ここで大学受験の演習をしっかり組み込む、というようなスタイルです。

理系、文系が分かれる時期も早くなりますから、それに向けて大学の学部に関する説明などの働きかけも活発です。

一方、放任型と呼ばれる学校の場合は、あまり大学受験の学習について熱心にかかわらない。むしろ子どもたちが自由に対策を進めることを奨励しているところがあります。

これは子どもたちの意識によって当然差が出る部分はありますが、しかし、学校生活でいろいろなことに挑戦したり、部活を楽しんだりできます。

近年管理型に人気があったのですが、その管理型がソフトになり、放任型が多少なりとも学校で動くことを考え始めている、というような状況になり、あまり差を感じられないという場合もあるかもしれませんが、やはり元々の考えに違いがあるので、どういう受験校なのか、ということを調べておくと良いでしょう。

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受験校の学校別傾向はなるべくそろった方が良い

最近の中学入試では平均6校前後の出願になっています。したがって、過去問題を各校全部やりきるのは大変でしょう。

例えば10年分6校あれば、4教科で240科目。2回繰り返そうとするだけで、とんでもない数になってしまいます。したがって、ある程度第一志望、第二志望と優先順位を付けていかないといけないところはある。

お試し受験は過去問をやらないでぶっつけ本番、みたいなところも当然ないと、なかなか勉強がはかどりません。

同様に、第一志望から第三、四志望ぐらいまでの学校別の出題傾向がバラバラになるよりは、やはりそろっていた方が無難というところはあります。

国語については、記述式の学校が増えましたが、それでもすべての問題が記述、という学校はそう多くはありません。しかし、そういう学校を受験するということになれば、当然記述対策は必須になる。そこへ、細かい知識が必要な学校だったり、あるいは選択式ばかりの問題ばかりを出す学校を併願すると、対策はふくらむから、全ての学校の過去問をやらないといけない、ということになって負担増になる。

したがって併願校を考える時、偏差値や受験日同様に学校別傾向も考えあわせておいた方が良いのです。

なるべくなら学校別の対策があまり広がらない方が良い。合格をたくさんしても行ける学校は1校だけですから、一番行きたい学校を中心に学校別傾向を固めた方が対策は容易になります。

この辺のところは早めに調べておくと良いでしょう。

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志望校を決めると成績は上がりやすい

塾のカリキュラム通り勉強していって、行けそうな学校を受験すればいい、という考え方はもちろんあるでしょう。

学校はたくさんあるし、合格しそうもない学校を考えても仕方が無いから、現実的なラインから絞り込んでいけばいいというのは一見合理的のように見えます。

しかし、それだと毎月のテストにある程度重きを置いて行かないといけない。かつ、どうしても成績に左右されてしまうことになるから、あるときは「このくらいかね」と言っていた学校が次の試験のときには変わってしまう、というところが出てきます。そうなると子どもたちにも毎月のプレッシャーがかかり、長期的な視野で勉強を考えられない。

しかし、最初からこの学校に入りたい、と決めてしまえば、その目標に対する努力ということになるから、途中の過程は割と冷静に見ていられるし、とにかくその学校に入るということに対する努力に集約できていくから効率的にもなるのです。

どの学校を受けても大丈夫、みたいなことは割と余分な努力を含むものであって、もちろん、そういう考え方もある一方、受験勉強ばかりに子どもの大切な時間を使っていいのか、という考えもある。

だから、まずは目標を決めてしまった方が、勉強は効率的になるし、成績も漠然と考えているよりは上がりやすい。

間もなくワールドカップですが、下馬評とは別に選手たちが「優勝」を口にしていることは、力をつけて行くために必要な部分でもあると思えるのです。
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