2015年受験に向けて」カテゴリーアーカイブ

勢いのつく併願作戦を

入試は短期決戦です。特に東京、神奈川とか関西とか、もう数日間であっという間に入試が終わってしまう。

だから連敗すると立て直すのが結構大変になる。本人も最初は自信があったかもしれないが、実際に不合格になるとその自信がなくなってしまう。

自信がなくなってしまうと、本当は合っているのに、「間違っているかもしれない」と思ってしまったりするのです。だから、そうなるとなかなか点数がまとまらない。

したがって学力をつけるのも大事だが、その時の勢いをどうつけるか、ということは戦略的に考えておかないといけないのです。

例えば1月校で難しい学校を受験して状況を見る、というのはひとつの作戦ではあるけれど、しかし、そこでうまくいかなかった場合に本番に立て直せるか?ということもしっかり考えておかないといけない。

2月1日に第一志望を持ってくる子が多いでしょうが、本当は1日からだんだん難しくなっていく方が本当は力を発揮しやすい、みたいなところはあるでしょう。

特に2015年はサンデーショックですから、2月2日に多くの学校が入試日を変更しています。だとすると2月1日はある程度安全に、と考えるでしょうが、しかし、そこもみんながそう考えればちょっと下げたぐらいでは安心できないかもしれない。

子どもたちはこれまでがんばってきましたが、だからといって12歳であることには変わりがない。

うまく行かない試験が続けば、力が発揮できなくなることが多いのです。

ですから、勢いがつく流れというのをなるべく考えてあげた方が良い。この辺はまだまだ工夫の余地があるかもしれないので、ぜひ今のうちに併願作戦を練ってください。

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第一志望の合格可能性が低いとき

模擬試験がたくさん行われているので、合格可能性もたくさん出てきています。

しかし、どれを見ても第一志望の合格可能性が低い。確かに合格可能性20%以下が幅広いとわかっていても、それでもそう毎回20%未満と書かれると滅入ってくるというか、やはり良い気持ちはしません。

じゃあ、第一志望を変えるか?

いえいえ、そう簡単に変えてはいけません。今までそれなりに吟味をした上で、本人もその学校に入りたい、ということで考えてきた第一志望。

安全校を確保する、という意味では他の学校を受けるチャンスはあるわけだから、調整は第二志望以下で考えるべきであって、第一志望はやはりなるべく変えない方が良いのです。

それにいままで過去問をやったり、対策はそれなりにやっているわけだから、その時間がもったいない。

変えていいのは、あまりに本人が意気消沈してしまって、「どうせ、無理」みたいになったときだけ。

ただ、それはなぜそうなったのか?といえば「20%未満」が続いたからなので、本当は続かなければいいのです。

模擬試験はたくさん受ける機会がありますが、別に受けなくてもいいもの。

流れが悪い、と思ったらちょっと間を空けてもいいのではないでしょうか?

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語彙が少ない

最近の国語の長文読解というのは、もう高校受験で採録されている文章とそんなに違いはありません。つまり、結構難しい単語も入っているし、読めない漢字はルビがふってあるものの、これはちょっとと思う熟語に註がついていることもなく、なかなか小学生に読みこなすのは大変です。

これはある意味仕方がない部分があります。というのは、小学生向けに書かれている論説文、説明文の類というのは本当に少ない。だから、とうしても一般向けの文章になってきて、それでもやさしい、難しいはあるのだけれど、しかしそれで問題を作るしかないところはあるわけです。

で、この時期になって、どうも国語ができない、と感じられる子どもたちがいます。

実際に読んでいる内容を説明してもらうと、あまり表現できない。表現できない、には2つの理由がありそうです。ひとつは読めてない。つまり文章の内容がわかっていない。もうひとつはわかっていてもどう表現していいかわからない。

いずれにしても語彙が少ない、ということになるわけですが、試験3ヶ月前になって語彙が少ない、と言われたってこれは困る。

これが大学受験生で英語の単語を覚えていない、ということであるならば道はあります。それはただ覚えればいいだけだから。少なくとも日本語の語彙があって、それを英語に直すということだから、その英語を覚えればいいわけです。しかし、小学生の場合、母国語である日本語の語彙がないわけだから、じゃあ、暗記しましょう、っていうことも無理なのです。

中学受験でもいくつかの限界がありますが、語彙の限界はちょっとどうしようもないところがあります。

しかし、残りの時間、あきらめる、というのももったいない。で、考えられるひとつの方法はやはり、読み聞かせでしょう。つまり、大人が一緒に読んでことばを教えてしますことです。といって、そんなに時間もないから、やることは限られますが、それでもやらないよりはやった方が良い。それで少しでもお父さん、お母さんと会話が増えれば、実は子どもたちの語彙が増えるのです。

子どもたち同士で話をしてもなかなか増えません。少なくとも学齢が上か大人の人と話をしていると、ある程度耳からでも語彙は増えていきます。だからそういう機会を少しでも増やすといいでしょう。こればっかりやっているわけにはいきませんが、最後にやる方法がもしあるとすれば、これかな、と思います。

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