各校の入試問題から」カテゴリーアーカイブ

ばねの問題

2009年豊島岡中学の問題です。


強さの違うバネが3本とも重さの違うおもりが3個あります。3本のバネは強さの違いによって、伸びやすいものからバネ【1】、バネ【2】、バネ【3】とし、3個のおもりは軽いものからおもりA、おもりB、おもりCとします。
 図1のようにバネ1本におもり1個をつり下げると、バネとおもりの組み合わせ方によってバネの伸びは違い、伸びが最も小さい組み合わせで1cm、伸びが最も大きい組み合わせで12cmとなりました。
 図2のようにバネ2本におもり1個をつり下げると、2本のバネの伸びの合計は、伸びの合計が最も小さい組み合わせで3cm、伸びの合計が最も大きい組み合わせで20cmとなりました。ただし、バネの重さは考えないものとし、バネの伸びはその下のおもりの重さで決まるものとします。

 以下の問いに答えなさい。

(1)バネ1本におもり1個をつり下げたとき、バネの伸びが最も大きくなるのは、どのバネにどのおもりをつり下げたときでしょうか。バネとおもりの組み合わせを、バネ【1】~【3】と、おもりA~Cからそれぞれ一つずつ選び、記号で答えなさい。

(2)バネ【2】におもりCをつり下げたとき、バネ【2】の伸びは何cmになるか答えなさい。

(3)図3のようにバネ3本におもり1個をつり下げ、3本のバネの伸びの合計が最も小さくなるようにしました。このとき3本のバネの伸びの合計は何cmになるか答えなさい。

(4)図4のようにバネ【2】におもり3個をつり下げたとき、バネ【2】は14cm伸びました。このことから、おもりA、おもりB、おもりCの重さの比を最も簡単な整数の比で答えなさい。

(5)図5のようにバネ3本におもり3個をつり下げ、3本のバネの伸びの合計が最も小さくなるようにしました。このとき3本のバネの伸びの合計は何cmになるか答えなさい。


(1)ばね1本、おもり1個であれば、伸びの一番少ないばねに一番軽いおもりをつければ、のびは一番小さくなり、伸びの一番大きいばねに一番重いおもりをつければ伸びは最大になります。

したがってのびを最大にするにはばね【1】におもりCをつるせばよいことになります。

(答え)ばね 【1】 おもり C

(2)
図1の場合から、ばね【1】とおもりCで伸びは12cm、
図2の場合から、ばね【1】とばね【2】でおもりCで、伸びは20cm、

したがってばね【2】でおもりCのときの伸びは20-12=8cm

(答え)8cm

(3)ばねは【1】【2】【3】と同じですから、伸びを一番小さくするにはおもりAを下げたときになります。

図1の場合から、ばね【3】とおもりAで伸びは1cmです。
図2の場合から、ばね【2】と【3】、おもりAで伸びは3cm です。
ばね【2】でおもりAだと3ー1=2cmです。
(2)からばね【1】とばね【2】の伸びの比は12:8=3:2ですから
ばね【2】でおもりAが2cmならば、ばね【1】でおもりAは3cmの伸びになります。

したがって3本にAをつるしたときは1+2+3=6cmの伸びになります。

(答え)6cm

(4)ばね【2】にABCをつるすと伸びは14㎝です。
(2)からばね【2】にCをつるすと伸びは8cmです。
(3)からばね【2】にAをつるすと伸びは2cmです。
したがってばね【2】にBをつるすと伸びは14-8-2=4より
A:B:C=2:4:8=1:2:4
(答え)1:2:4

(5)
整理すると各ばねの伸びとおもりの関係は以下の通りになります。

ばねは下にいくほど、重さをかけないことになりますから、ばねの順番は上から【3】、【2】、【1】になります。
【3】のばねにはおもりABC全部、【2】のばねにはAとB 【1】のばねにはAをかければいちばん伸びは小さくすることができるので、
7+6+3=16cmが答えになります。(表の黄色の部分がそれぞれの長さになります。)
(答え)16cm


「映像教材、これでわかる力のつりあい」(田中貴)

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平面図形の問題

西大和中学2010年の問題です。


図のように1つあたりの面積が16㎝2の正三角形が5つ並んでいます。両端の正三角形の頂点を図のように結んだ時、斜線部分の面積を求めなさい。


図のBC間は4等分されています。したがって三角形ABCと三角形BON、三角形BKJ、三角形BGEはすべて相似形となります。

AC=【4】とすると
NO=【3】、KJ=【2】、EG=【1】となります。

また三角形BDFと三角形FEGの相似からDF:FE=4:1
三角形GHIと三角形IJKの相似からHI:IJ=3:2
三角形KLMと三角形MNOの相似からLM:MN=2:3
三角形POQと三角形QCAの相似からPQ:QC=1:4

したがって斜線分は左から正三角形の

4/5+3/4×3/5+1/2×2/5+1/4×1/5=4/5+9/20+1/5+1/20

=16/20+9/20+4/20+1/20=30/20倍になるので1.5倍です。

16×1.5=24
(答え)24cm2

「映像教材、これでわかる比と図形」(田中貴)

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視直径

2009年桐朋中学の問題です。


図はある日に太陽が西の地平線に沈み始めたところを表しています。この状態から完全に地平線の下にかくれるまで2分30秒かかりました。図中の矢印は、太陽の沈む方向を表しています。また、三角形EFGでFG;EF:EG=3:4:5で、Eは太陽の中心を表しています。これらのことから、太陽の大きさを地球から見たときの角度(これを視直径といいます。)で表すと何度になりますか。

図1


地球は24時間=1440分で360°自転しますので、1440÷360=4分で1度進みます。

例えばある星の直径をはかったとき、その時間が1分であったら、視直径は1×1/4=0.25度になります。

で、図1から完全に沈むところまでを描くと図2のようになります。

図2

太陽が完全に沈むにはアが地平線の下に隠れなければならないので、イまで行かなければいけません。したがって太陽の中心は図のEからPまで動きます。

この時太陽の直径は図のPQの長さになりますが、これは直線EPの5分の4倍です。

EPにかかる時間は2分30秒ですが、QPの距離を移動するのにかかる時間は

2分30秒×4/5=2分 なので、4分が1度ですから

2÷4=0.5度が視直径ということになります。

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