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やることが多すぎる

6年生もこの時期になると、やらなければいけないことが山ほどありますね。

過去問、暗記、授業の復習、模擬試験のやり直し。塾の先生からは別のテキストの宿題もあるし。でも、知識は覚えてないし。
それに加えて、応援団長を引き受けてきたり、連合運動会の選手になったりで。血圧あがります。

それなのに、本人はあまりピンときていないような感じ。ホントに受験生なのかしら。

いや、実際、それが6年生なのでしょう。
だから親がある程度優先順位を決めて、家庭学習の内容を決めていかないといけない。

例えば不得意な範囲があったとしましょう。浮力なんか、そうですが、これをいったいいつしっかり理解するか。
しかし、今の子どもたちは案外家庭で勉強する時間が少なくなっているので、しっかり計画を立てていかないと、ただ時間は過ぎていくばかりです。

やることが多すぎるなら、やることを減らすしかないのです。
子どもにとって必要なものはなにか、ぜひ一緒に考えてあげてください。

問題文の理解

先日解説を書いていた入試問題なのですが、何より文意を理解するのが難しいですね。
実際の入試で、この問題を解くべきなのか、どうか。他の問題を解いた方が無難と思う部分もあります。
考えているうちに、こんがらがってくる。そこをどう整理するか、が問われているのでしょうか。

答えは(1)が60mℓ。 (2)がD=46 2/13mℓ E=76 12/13mℓ です。
今の子どもたちは大変です。

(問題)
容器A、B、C、D、Eがあります。Aには水が200mℓ入り、Bには40mℓ入ります。このとき、次の問いに答えなさい。ただし、容器に水を入れるときは容器いっぱいまで水を入れることとします。
(1)Cに入れた水を空のAに移すことを繰り返すと、4回目の途中でAがいっぱいになりました。Aの水を全部出し、Cに残っている水をAに移します。そして、今度はBに入れた水をAに移すことを繰り返すと、4回目にちょうどAがいっぱいになりました。Cには何mℓの水が入りますか。
(2)Dに入れた水を空のAに移すことを繰り返すと、5回目の途中でAはいっぱいになりました。Aの水を全部出し、Dに残っている水をAに移します。そして、Eに入れた水をAに移すことを繰り返すと、3回目の途中でAはいっぱいになりました。さらに、Aの水を全部出し、Eに残っている水をAに移してから、Dに入れた水をAに移すことを繰り返すと、3回目にちょうどAはいっぱいになりました。 また、空のAにDに入れた水を1回だけ移してから、Eに入れた水を移していくと、ちょうど2回目にAはいっぱいになりました。DとEには何mℓの水が入りますか。