中学受験で子どもと普通に幸せになる方法」カテゴリーアーカイブ

なぜ理科計算は集中するのか

四谷大塚の予習シリーズでみると5年3学期からしばらく理科計算が続きます。

水溶液、電気、力とずーっと計算ばかりなので、子どもたちにとっては気が抜けない場面ですが、集中するのはある理由があります。

つまり理科計算は比がわからないとできない、これは力のつりあい、てこ、滑車などもそうです。電気も抵抗が2倍、3倍になると流れる電流は2分の1、3分の1となるので、比を上手に使う必要があります。

比が終わるのはだいたい5年生の最後の場面ですから、ここから理科計算が一気に続くわけです。

だから5年生のカリキュラムはどうしても暗記が中心になります。ただ、1年前にやったことを覚えていられるか、例えば大静脈はどこか、といったことはもう一度覚えなおさなければならないのです。

これは理科計算の山を越えた夏休みからひとつひとつ整理して覚えていきましょう。ですから、今の時期は暗記の範囲はまあ、置いておいて、しっかり理科計算のコツをつかんでください。

結局は、一次関数です。中和にしても気体の発生にしてもそうですから、コツさえつかんでしまえばそれほど難しいわけではありません。

がんばっていきましょう。

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6年受験用DVD教材 「これでわかる場合の数」のお知らせ

新たに6年受験用の算数のDVDをリリースしました。

今回は場合の数です。場合の数は、他の文章題のように条件にあてはめて検算することが出来ない分、わかりにくく、子どもたちが不得意にしがちな範囲です。
このDVDでは、基礎編と応用編に分け、基礎編では順列、組み合わせの区別やよく出題される標準的な問題を詳しく解説しました。また応用編では、近年の入試で増加している分類して数えていく問題を、取り上げています。

DVD教材の特徴として、一気に集中して勉強できるので、まずは一番不得意になりやすいところからスタートしたいと思います。

お役立ていただければ幸いです。

くわしくはこちらから


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