なぜ理科計算は集中するのか

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四谷大塚の予習シリーズでみると5年3学期からしばらく理科計算が続きます。

水溶液、電気、力とずーっと計算ばかりなので、子どもたちにとっては気が抜けない場面ですが、集中するのはある理由があります。

つまり理科計算は比がわからないとできない、これは力のつりあい、てこ、滑車などもそうです。電気も抵抗が2倍、3倍になると流れる電流は2分の1、3分の1となるので、比を上手に使う必要があります。

比が終わるのはだいたい5年生の最後の場面ですから、ここから理科計算が一気に続くわけです。

だから5年生のカリキュラムはどうしても暗記が中心になります。ただ、1年前にやったことを覚えていられるか、例えば大静脈はどこか、といったことはもう一度覚えなおさなければならないのです。

これは理科計算の山を越えた夏休みからひとつひとつ整理して覚えていきましょう。ですから、今の時期は暗記の範囲はまあ、置いておいて、しっかり理科計算のコツをつかんでください。

結局は、一次関数です。中和にしても気体の発生にしてもそうですから、コツさえつかんでしまえばそれほど難しいわけではありません。

がんばっていきましょう。

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