中学受験で子どもと普通に幸せになる方法」カテゴリーアーカイブ

放課後子ども教室

文部科学省が来年度概算要求の中で放課後こども教室をほぼ全校に設置する案を盛り込むことになりました。これが実施されると小学校のほぼ全校で、放課後6時~7時までの間、子どもたちを預かってくれて、スポーツや学習を無料で教えてくれることになります。

これは大変すばらしいと思っています。お母さんが働いている子どもはもちろん、そうでない子どもたちも学校でいろいろな遊びをする、スポーツをする、勉強をする、大学生や退職後の教員が相手ですから子どもたちの安全も確保されるし、何よりお母さんが安心していられるのが良いと思います。

もちろん民間教育の中では重複するサービスを提供しているところもあるかもしれません。しかし、民間教育はあくまで公教育で手が届かないところをしっかりフォローするためにあるわけで、その意味で内容の差別化が元から必要なのです。

実際この構想は突然出てきたわけではなく、2年前から実施が検討されてきたものです。その上で何が必要なのか、民間教育が加わることで選択肢が増えて保護者にメリットが出来れば、少子化の問題の解決になるでしょう。

そうすれば子どもの数全体が増えて、民間教育にはまたチャンスが出てくるのです。

あまりクローズアップされていない報道内容なのですが、実はなかなか良い案だと私は思っています。

学校の成績と中学受験

先日、ある進学塾の先生と話をする機会がありました。近年、中学受験の裾野が広がって学校の成績で半分に満たないような子が中学受験をするために塾に来るようになったのだが、最初からついていけないとわかるので入室を断っているという話でした。
集合授業ではレベルを保つために在る程度、子どもたちの力で入塾を断る場合があるようですが、実際に保護者の方が子どもたちのレベルを知らないというケースが増えているようです。小学校ではあまり、成績の評価を具体的にしない分、「まあ、そこそこなんじゃないか」と思っておられる方が案外多いようなのです。これは高校受験でもいえて「全部3だから平均」と思われると、これは大分違います。例えばそこそこ大学に進学できる高校のレベルに達するには「全部4」が必要になっているのです。相対評価から絶対評価に変わっているので、そのレベルで内申を持ってこないと思った学校には行けないというケースが多いようです。

その分子どもたちの学力差はどんどん広がっていると思います。その意味では親がデータを知っておくことは重要です。

特に小学校2・3年で現状がどうなのかという評価はなかなか親が手にしにくい分、塾のテストなどを利用されると良いでしょう。進学塾の立場でいえば、小学校3年生~4年生の入塾の段階で案外大きな差がついていることが多いのです。

「本当にやる気、あるの?」

先日、あるお父さんと話をしました。

彼は仕事が忙しく、なかなか子どもの受験に関わることができません。
その分、お母さんががんばっているのですが、だんだん親子関係が
エキサイトしていくのが気になっています。

「家内と娘のやりあいは聞いていて、そばによりたくない雰囲気なんですよ。」
とそのお父さん。何か口を挟もうものなら、奥さんの反撃は今度はご主人に向いて
くるそうです。

「もう、さわりようがないというか、自業自得なんですけど。」

熱くなっているお母さん、気をつけてください。ついつい力が入ってしまうのはわかるのですが、どこかで「冷静な部分」を持っていてほしいと思うのです。

最近、いやな事件が多くなりましたが、子どもたちは決して精神的に十分成長しているわけではないので、その分大人がしっかり子どもたちの気持ちや状態をしっかり慮ってあげる必要があるのです。ところが、実は親が子どもに甘えている、親の苛立ちをそのまま子どもにぶつけてしまう、そういうことが積み重なることは子どもたちにとって決して楽しいことではないのです。

確かに中学受験は結果を求めるものです。子どもたちの様子を見ているとつい
「本当にやる気、あるの?」
と言いたいこともあるでしょう。だからといってあまりに子どもたちを追い込んでしまわないように気をつけてください。

どこかで親が心に余裕を持っていないと、かえって結果は出ないものです。