「中学受験で子どもと普通に幸せになる方法」カテゴリーアーカイブ

高望み受験?

中学受験は以前から「高望み受験」といわれてきました。

最初の受験ということもあるし、まだ子供たちも小さいので、ある程度目標を高く掲げていく、その結果として十分に成績は伴っていないが第一志望は譲らないという受験スタイルでしょう。

四谷大塚の合不合判定テストを見ても、第一志望に関しては偏差値50以上の学校にほぼ8割の受験生が志望を出しています。

この傾向はここまでずっと続いていますが、高校受験や大学受験とは際立って違いがあるでしょう。ただ、今年に限って言えば第二志望以降に関しては割と柔軟な選択が目立ってきているようです。これは以前から今年の受験の予測が厳しく、ある程度安全な学校を第二志望以降選ぶ傾向が強く、塾の指導もそういう方向に進んで行ったと見るべきでしょう。

結果として第二志望以降の合格ラインが昨年よりも上がる傾向が出てきています。そういう意味では各校のレベルがあがってきていて、偏差だけではなくスクールカラーやクラブ活動、指導方針などさまざまな要素を考えていただけるようになったのではないかと思っています。

全体としては10%増、受験総人員は5万人以上、受験率は20%近くまで跳ね上がる可能性があるといわれている入試ですが、子供たちが自分たちの力を大いに発揮して念願の志望校合格を手にしてもらいたいと思います。

高望みというよりは、むしろ志高くということで、がんばってもらえればと思います。

冬期講習(2)

正月休みを経て、あっという間に普段のペースに戻りました。6年生は最後の追い込みになるわけですが、ここにきて、やはり個人個人で課題が変わってきます。最初に書いていたプログラムがここにきて大幅変更された子もいます。

どうしても徹底したいこと、何とかできるようにしておきたいこと、出題傾向によって異なるのは当然として、途中の過程で「もう一回かな」ということがどうしても起こるもの。確かにスケジュールというのは変るものなのです。

教室にはあと27日の文字。

その数字とにらめっこしながら、優先順位を考える指導員。毎年のこととはいえ、ここがお互いがんばりどころです。

あけましておめでとうございます。

みなさま、あけましておめでとうございます。今年もどうぞよろしくお願いします。

あっという間に冬期講習前期が終了しました。
ことしは30.31日に合同授業があったり、模擬試験があったりしましたが、長時間
にわたる特訓授業を6年生がなんなく乗り切っているのをみて、頼もしいと思う一方、社会の知識テストの結果を見て、ため息をつき。

とはいえおおみそかの19時過ぎまでよくがんばりました。

これで3日間の休みの後、また4日からスタートです。

さて、先日卒業生の数学を教える機会がありました。(高校受験の卒業生です。)
次の試験の内容を見せられて、「ああ、そのくらいなら教えてあげるよ」と引き受けたのですが、これが高1?と思う内容なのです。これをいつ勉強したのか、われわれの時代の指導要領では少なくも中3には入っていたはず。

つまり指導要領はどんどん削除されていくが、そのつけは高校教育に回っているのです。昨年は未履修の問題がありましたが、どんどんつけをまわされた高校側では大学入試という優先順位の中では切り捨ててしまった範囲は少なくないのでは?と思います。大学受験のレベルはある程度変わっていないとすれば、高校で詰め込まないといけないという事情が出てきます。

私学は、6年一貫で中学校の課程を中1、中2までで終えて、中3で高1とスライドさせていき、最後に大学受験の演習をさせるというプログラムを組んでいるところが多くなってきました。

これは早い!と思っていたのですが、実は旧指導要領に比してみるとスピードは同じであるということなのです。つまり私立は以前と同じスピードで進んでいるにすぎない、公立が遅くなっているということになります。

有名大学合格者の6割が中高一貫校卒業生というのは、ある意味必然の帰結なのです。指導要領は減らしていいものではない、むしろどう理解させていくのか、もっと勉強法や指導法に対する研究がなされるべきでしょう。

中学受験は今年首都圏全体の17%ぐらいになるでしょう。しかし例えば横浜市港北区の調査では中学受験率は30%程度にまで拡大しています。首都圏では50%を越えている学校も出てきました。しかし私立ですからそれなりにお金がかかります。良い教育はお金がなければ得られない、格差は確実に広がっているのでしょうか。しかし今まで普通にお金をかけずにすんでいたのに、カリキュラムが遅くなり、今までのレベルを維持するには、特別料金がかかりますといわれているようなものなのではないかと思うのです。

中学受験率が上がる、しかしその裏にはそういう背景が見え隠れしています。