家で勉強しなくても良いのでは?

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2学期になって週5日とか塾に行くようになると塾で勉強していればいい、と親が思い始めるところがあります。

夜遅くまでやっているんだから、家ではしなくてもいい、みたいな感覚がつい出やすい。

逆にあまり勉強していないと、じゃあ、もう少し塾を増やそうかしら、みたいな感覚も同じようなものかもしれません。

しかし、この考え方は危険です。

外で勉強する機会が増えるということは、「自分で勉強する機会が減少する」ということになります。

塾では、情報を一方的に与えられる。

塾の授業はある意味効率を大事にするところがありますから、たくさんのことを教えてもらえる。

つまり、それは自分で調べる必要もないし、テキストを自分で読み込む必要もない。

聞いていれば、自動的に耳に入ってくる、という受動的なものです。

これに慣れすぎてしまうと、自分から調べたり、自分で考えたりする、ということが少なくなる。

しかし、入試問題はそうではない。

自分で考えたり、数え上げたり、作業をしたりしながら解いていくものだから、能動的な作業が必要なわけで、あまり受動的な機会をたくさん与えてしまうのはプラスにはならないのです。

家においといても誰もいないし、なら塾へ出した方がまだましだろう、みたいな感覚では、やはり失敗しやすい。

さらに言えば、そのまま中学に進むと、間違いなく落ちこぼれます。

だから、塾に出すのはほどほどにして、とにかく自分で勉強する、という習慣を身につけてください。

遠回りに見えて、最後はそれが効いてきますから。



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