せっかく模擬試験や組み分けテストを受けたので、その経験をぜひ次の機会に活かしてほしいと思うのです。
なので、テストのやり直しをした後で、親子でテスト振り返りノートをつけてみるのはお勧めです。
今回のテストで気づいたこと
+問題を最後まで読まないことがあった
+自分の字を読み違えた
+誤っているものを選べという指示を読み飛ばした
などと書いていくのです。まあ、たくさん出てきて仕方がないときは5個ぐらいに絞ってもよいかもしれません。その上で改善する手を考える。
ただ、ていねいに字を書く、といったところで、次の試験はまた急ぐからていねいに字を書かない可能性だってあるわけで、これをどうすればいいか、一緒に考えるのです。ここで絶対叱ったり起こったりすることはNG。
どうやったら見間違えないか→どうやればきれいに書けるか→でも急いでいるから最後まで計算を書かないこともあるし→何か工夫できることはないか
これはカイゼンと同じです。同じ勉強のやり方、同じテストのやり方をしていても改善はしないわけで、そこをどうするのか、親子で考える。いろいろな意見があっていいが、相手を責めたらアイデアは出なくなります。責任を追及したところで何も変わらない。
それよりも、具体的な改善策を探っていく。これでよいアイデアが実践できたら、一段と点数を上げることに役立つので、おすすめです。
例えばきれいに書けなくても字を見間違えない方法はないかということで、ウチの生徒が考えたアイデアをひとつ。
答えの部分に大きく丸をつけるのです。そこで見間違いを防ぐ、というので、その生徒はかなり確実性を増した、という話でした。これは子ども一人ひとりに何が合うかは違うので、ぜひ考えてみてください。
そしてやってみて、また改善を繰り返していけば、やがて「間違えない子」になっていくのです。
受験で子どもと普通に幸せになる方法、本日の記事
反抗しない子
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