次にスクールカラーを考えてください。
学校は大きく分けて管理型と自由放任型に分けられます。
近年は管理型の学校の方が人気がありますが、これは大学受験に向けて子どもたちの勉強をしっかり管理していこうという考えから生まれているようです。
宿題も多いですし、勉強もなかなか大変です。
一方自由放任型はなるべく子どもたちの自主性を尊重して、自分の得意なこと、好きなことを見つけさせて行こうと考えています。
学習も研究型の内容が多く、レポートで成績が決まることもしばしばです。
子どもたちがしっかりしていれば、自由放任型の方が楽しい学校生活になりますが、自由と奔放を履き違えると勉強もせずだらだらした生活になってしまう可能性があります。
これもお子さんの性格によって選択が変わってくるでしょう。管理型が合わず、退校してしまう生徒もいますから、その辺はじっくり考えてみるべきだと思います。
また、最近勘違いがあるかな、と思うのは、大学附属校を放任型と考えておられる方が多い、という点です。
大学受験がないのだから、管理型にならないだろうと思われるかもしれませんが、実際は逆です。先日、「附属校の進級をなめてはいけない」でも書きましたが、大学附属校の間で大学推薦枠の争いというのがあります。
例えば慶應にしても、慶應義塾高校に与えられる学部進学枠というのは決まっています。その枠を超えて推薦することもたまにはありますが、それを逸脱することはありません。
で、万が一、学部で推薦枠に対しての疑念が生じた場合、(つまり、内部進学の出来が悪いという評判)があると、枠の見直しが行われてしまいます。だから、推薦する以上ちゃんとその推薦枠に準じる人材にしないといけない。
だから、進級が厳しくなるのです。
ある大学附属校ですと、中1から中3までの間に1クラスなくなってしまうほど、退学者を出しています。つまり学校の管理についていけない子が落ちこぼれるわけです。
このことは良く調べておかないといけない。
本人が放任型で自由にやれるのだろうと勝手に勘違いして、放校になる例はたくさんあるのです。この時期、受験が終ってゲーム三昧になる子はその有力な候補者と言えるでしょう。
ですから、少なくも3月に入ったらそこそこ勉強の準備を始めていかないといけない。
まだまだ子どもたちの勉強は続くのです。
ですから、スクールカラーは学校選びの中で最も大事な要素です。勘違いをしないように、しっかり調べていきましょう。
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