願書の準備が進んでおられると思います。
あまり書くところがない、願書が増えてきました。これは学校側があまり個人情報をとらないようにしよう、という判断からそうしている場合があります。
例えば、両親欄を作れば、「片親の子に不利では」と思われてしまう。だから、そういう情報はとらない、というまあ、そういう判断なのですが、もちろんそれが全てではありません。逆にいろいろ書かせる学校があります。
で、その代表的なものに志願理由があります。
「みんな、同じように書くんだから、まあ、適当に」
と思われるかもしれませんが、実はそんなことはない。案外これが効いている学校もあるのです。特に付属校と女子校はそうですね。
私も以前、添削をやったことがありましたが、案外志望理由というのはむずかしい。
基本的には、我が家としてはこの子を「こんな風に育てたい」、そして学校の教育方針がこうだ、あるいは現状がこうなので、親は気に入った。→ 1
次に子どもはいやなのか、と思われないように、子どもも、「文化祭や学校見学を通じて」とても行きたいと思っている → 2
で家族で話して、ここに行きたいと思うようになった → 3
のような、書き方があります。外してはいけないのは2ですが、2だけだとじゃ、家族はということになるので1、2は併記した方が良いでしょう。
出願が迫ってきましたが、ていねいに準備を進めてください。これは保護者の大事な仕事ですから。
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