算数の過去問をやっているとき、最初は時間を計らずに一問一問ていねいに解くようにお話をします。
しかし、それもある程度限界はある。実際にわからないものはわからない、という場合もあるでしょう。1問の目安としてどのくらいの時間を考えれば良いでしょうか。
私はひとつの目安が15分だと思っています。難しい学校の入試問題でもだいたい1問15分で想定してあるので、それ以上時間をかけるということは入試ではあまり現実的ではないでしょう。
ただし、15分はやはり待ってあげたいと思います。その間にいろいろな試行錯誤があって子どもたちの思考が深まっている。だから一生懸命考えている限り、その時間は決して無駄にはならないのです。
問題は、それだけ時間をかけると予定の問題なり、宿題が終わらない、ということ。
しかし、ただ解き方を教えてもあまり、勉強にはならないでしょう。なぜなら、本人に発見がないからです。発見できれば、それは子どもたちの進歩につながります。解説を読んでも、苦労するから「なんだ、そういうことか」という発見になる。
勉強できる時間には限界がありますから、できる範囲で進めれば良い、と考えてください。
受験で子どもと普通に幸せになる方法、本日の記事は
ほめてもらいたい子
6年生の教室から
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6月26日の問題