入学試験途中、各科目の試験が終わるとどんどん答案が集められて、各採点担当の元に運ばれます。
答案がなくなるといけないので、一般には一括で管理するための特別教室が作られて、そこで一気に採点が行われます。記述の問題の場合、個人によって採点基準がぶれるといけないので、同じ先生が同じ問題をすべて採点する、みたいなことをやっている場合もあれば、一応、それなりに採点基準を設けて採点をする場合もありますが、近年合格発表は当日、もしくは翌日の学校が増えたのでここはとにかく一気に進みます。
そしてチェック。
やはり採点ミスは必ず出るので、ここはしっかりやって、入力に回ります。入力に回るのが当日の夕方頃でしょうか。もちろん受験者数にもよりますが、だいたいそんなペースで進みます。
で、入力後は一気にデータが出る。ここで成績判定会議が行われます。
判定は校長職、教頭職、入試担当職を中心に数名で行われます。で、ここの中身はまあ、それぞれの学校でいろいろ。
単純に成績だけで決める学校は、辞退率を考えてどのくらい定員に上乗せして発表するかが、大事なポイントになります。多く発表しすぎて教室が足りなくなってもいけないし、もちろん定員に不足してもいけない。この辺のさじ加減が非常に難しいところで、どの学校も頭を痛める。昨年がこうだったから、今年もこうだろう、という訳にはいかない。他校の入試日程が変わっている可能性もあるし、毎年微妙に違うのです。
成績以外の要素を考える場合は、出願の段階でその要素点が加わっている場合があるでしょう。面接での点数も加わる場合があるでしょう。カンニングで失格させるのもこの段階です。これは学校の判断ですし、ただ不合格になるだけなので、本人には何もわかりませんが・・・。
そして合格発表になります。ここのところWEB発表が増えています。瞬間的にアクセスが増えますが、まあ最近はサーバーが落ちることもなくなりました。成績判定を含め、IT化が進んだことが短縮化の要因ではあるものの、あっという間に結果が出るので気持ちの切り替えも早くやらないといけなくなっています。
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意地になってやらない子
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