偏差値はその試験の結果を表すだけ

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模擬試験を受けると偏差値が出てきます。

偏差値というのは全体の中でどのあたりにいるか、ということを数字で表すものです。平均にいれば50。偏差値60になれば上からほぼ15%ぐらいの位置になります。

で、これはその試験の結果を表しているに過ぎない。ところがその数値があたかも子どもの背番号のように錯覚しやすいのです。

つい、偏差値が60の子ども、という考え方をしてしまう。で、この子は合格偏差値55の学校にはまず間違いなく合格するでしょう、と考えてしまうのです。

これが間違いの元です。

偏差値60というのはその試験で出た結果にすぎない。模擬試験は入試問題と違うし、受験生の集団も違います。だからそんな絶対性はないのに、数字にとらわれてしまうのです。

確かに模擬試験を受験して、そんなに偏差値が変わらない、と言う子はいるでしょう。

で、模擬試験のデータは過去の受験生の結果を基に考えているので、このぐらいの偏差値の子が、本番で合格した、とか合格しなかった、というデータはあります。

それはもちろん参考にはなるデータではあるのですが、しかし、参考データに過ぎない。まあ言えるとすれば「受けて、いい勝負になりそうだね」とか、「ちょっと厳しいかな」ということぐらいのものです。

だから、実際にデータが出たからといって、あまり絶対的に考えないようにしてください。

数字は変えるものです。

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