宗教と学校

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私立学校は普通、学校法人として設立されます。学校法人は、非営利団体ですから、利益が出ても課税されませんが、その代り多くの規制があります。例えば学校の敷地や建物は本来、学校法人が所有していなければなりません。では最初、生徒もいないのにそんなお金をどうするのでしょうか。

学校法人のスタートは寄付行為によって行われます。学校法人の基本財産が寄付されることによって法人設立がなされるわけです。では、誰が寄付するのか?

ここで宗教法人がでてくるわけです。私立学校の場合、カトリック系、プロテスタント系、仏教系などがありますし、例えば同じ仏教でも浄土宗、浄土真宗、曹洞宗などによって学校が作られています。

宗教法人が学校を作るのは布教と社会貢献が目的ですが、だからといって生徒や保護者に入信を強要することは一切ありません。

ただ、学校行事はその宗教の持つ文化を背景として行われるので、例えば学内に礼拝堂があったり、禅堂があったりするし、時間割の中に聖書の時間があったりするのです。

入学式で出向いてみると、大きな仏像が並んでいる、ということも当然のことながらあり得ます。このことは事前によく考えておく必要があります。

家庭がその宗教の持つ文化に体して違和感があると、やはり子どもの教育にプラスにならないでしょう。

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