第180回 自分でやることをなるべく多くする

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■ 子どもはしてもらうことが多くなると、あえて自分でやろうと思わなくなる場合があります。自立心が旺盛な場合は、自分でやる、ということにこだわる場合が多いのですが、幼い子は「やってもらう」方がいいと思いがち。

■ したがって、何かあればお母さんにやってもらおうという気持ちになりやすい。最後、お母さんが学校に入れてくれるぐらいに思う子もいるものです。だから、なるべく自分でやることを多くすることが必要になる。

■ しかし、子どもたちがそう上手に何から何までやりきれるわけではない。大人が見ていて、イライラすることもあるでしょう。でも、そこで取り上げてやってあげてはいけないのです。じっと子どもが自分でやりきるまで見ている。そしてその状況がお母さんとして気に入らない状態になったとしても、直さない。なるべく子どもがしたことを尊重していきましょう。

■ もちろん悪いことはだめですが、自分で考えて自分でやったことはなるべく認めてあげることです。そうすることによって自信もつき、やる気も旺盛になる。これからはなるべくしてあげないことを選んでください。

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