記述式の第一歩

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国語の問題形式は大きく分けて記述式と選択式に分かれます。

記述式というのは、自分のことばで説明する問題で、例えば文中の一文を答えるとか、文中のことばを答える、と言う問題とは違います。自由に書くことができる分、作文能力を含めて採点するのでその子の国語力は比較的わかりやすい。

でこういう学校は漢字の書き取り以外はすべて記述式という形式が多いので、書けないということになると非常に点数が悪くなります。

ところが、最初のうちはやはり書かない子が多い。模擬試験や組み分け試験では選択肢の問題だったり、書き抜きの問題があるので、記述式は空けていてもそんなに点数が悪くなるわけではないが、この形式の問題だと書けない、というのはまったく点数としてはまとまらないから、とにかくまず書くことから練習を始めます。

だから最初は内容はあまりこだわらず、とにかく解答欄を埋められるようになることです。

文脈に合っていないとか、主語と述語の不一致がある、とか気になることはあるでしょうが、そういうのは今は直さない。

まず埋める、ということが安定的にできることが大事です。

文章が書けなければ、直しようがないのですから、まずそれができるようにしましょう。

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