第49回 溶解度に関する問題

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■20度である物質を30gとかすためには水120立方cm必要であった。20度でこの物質をとけるだけとかした溶液を100g作るには、この物質何gに水を何立方cm加えればよいか。ただし水1立方cmは1gである。

■理科の計算問題は、算数にくらべればそれほどバリエーションがあるわけではありません。溶解度の問題も上記のような形の計算問題がよく出題されます。この問題は全体の水溶液が150gになって、これが飽和水溶液になっているということです。つまり飽和水溶液の濃度は20%になっていることがわかります。

■したがって飽和水溶液を100g作るためには、100×0.2=20gの物質が必要であり、かつ水は合計100gですから80g必要になるわけです。ただし問題は何立方cmと聞いていますから、80立方cmと答えなければなりません。

■溶解度の問題は水と溶質にわけて考える方が良い問題が多いようです。

(平成19年1月7日)

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