第43回 勉強したくない

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■ 夏休み中、「勉強したくない」とか「塾に行きたくない」と言い出す子がいます。

■ こういうときは、1日ぐらい塾を休んでもいいから、よく話を聞いてあげてください。ここまで勉強してきて、それでも「したくない」理由は必ずあります。もちろん、それをすぐ言えない場合もあるかもしれません。ただ、怒らず聞いてあげることが大事です。

■ 理由を親が決めつけてもいけません。「成績が上がらない」「誰かにいじめられている?」「先生と合わない」いろいろな理由が考えられますが、しかし、それを親が言い出してしまうと、子どもの理由がはっきりわからなくなります。

■ というのは、そういうことを言い出す際に、当然、子どもは親に対して「申し訳ない」と思う気持ちがあるのです。だから、親も納得してくれる理由にすり替わってしまうことがあります。本当の理由がわからなければ、当然対策は間違えてしまうので、子どもの問題は解決しません。それでは前に進まない。

■ 子どもが話し出すまでには多少時間がかかるかもしれません。それを待つことが必要です。夏休みの予定が遅れてしまっても、それは大きな問題ではない。むしろ、子どもが前向きに受験勉強に取り組まなければ結果は出にくいのですから、問題を解決するということに重点をおかなければなりません。

■ あわてて大騒ぎしてもいけません。塾の先生に電話をかけたりすると、本人も引っ込みがつかなくなる。まずは、ゆっくり本人の話を聞いてあげてほしいと思います。

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