今の中学受験では、第一志望の学校だけを受験するというケースはほとんどありません。平均すれば、一人で5校前後に出願することも珍しくないでしょう。
そうなると、当然やらなければならない過去問の数も増えてきます。
しかし、だからといって受験予定の学校の過去問をすべて同じように進める必要はありません。むしろ、志望順位に応じて時間のかけ方を変えるべきです。
特に今の時期は、第一志望、第二志望ぐらいまでに絞って、しっかり学校別対策を進めた方が良いでしょう。
どの分野がよく出るのか。どんな形式の問題が多いのか。理科なら実験・観察の問題が多いのか、社会なら時事問題への対応が必要なのか。算数ではどの単元が頻出なのか。
過去問を解けば、そうした学校ごとの特徴が少しずつ見えてきます。
大事なのは、単に「過去問を何年分やったか」ではありません。過去問から出題傾向を読み取り、「この学校を受けるなら、これはもう少しやっておいた方がいい」と考えて、次の勉強につなげることです。
受験校が5校あるからといって、5校に同じ時間を使う必要はありません。第一志望に最も多くの時間を使い、そこから順番に配分していけばいいのです。
第一志望に合格して、その時点で受験終了、ということだってあります。
まずは一番行きたい学校に合格するために何が必要なのか。
そこを中心に考えて、学校別対策を組み立てていきましょう。
