今年の夏の甲子園の決勝で、仙台育英の須江監督が、バントを失敗した選手に対して「『切り替え!俺が悪い!お前のせいじゃない!』」と言っている場面を見ました。
え、バント失敗したら、それは選手が悪いだろう、というのがこれまでの考え方。
では須江監督はなぜそう言ったのか?
もちろん選手が気落ちして、自分の力を出せなくなるのを防ぎたかったからです。
そしてその通り、選手はしっかり切り替えていました。
中学受験でも、「なぜ覚えてない!」「なぜ勉強しない」と注意を受け続けている子どもたちが多いでしょうが、まあ、そういう子どもたちはだんだんそういう注意に対して心を閉ざすというか、耳が向いていかなくなります。
だから親の言葉も、先生の言葉も届かなくなる。
それでは次に進めない。
ここを指導する側は覚えておかないといけない。あくまで試験で勝負するのは子どもたちですから、子どもたちの力をどう引き出すのか、そこを考えていく必要があります。
受験で子どもと普通に幸せになる方法、本日の記事
忘れるのは仕方がない
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