フリーダムの子どもたちは、5年生のころはほとんど大きな試験を受けていません。
できる限り消耗戦から距離を置いて、なるべく自分で勉強する、じっくり問題を考える、ということを徹底します。
で、6年生になってから模擬試験デビューを果たすのですが、まあ、最初に良い成績はとれない。当たり前ですが、まだ試験慣れをしていないので、多くの子が最後まで間に合いません。
そのことは試験を受ける前に言ってある。きっと間に合わない。だから、自分のできることをやってらっしゃい。それがスタートラインなので、偏差値としては40台が多いと思います。
で、1年かけていろいろ練習をし、勉強をして、最終的には15ポイントから20ポイントぐらい上昇することになります。最大23ポイントぐらいというのもありましたが、当たり前と言えば当たり前。最初の成績があまり良くないからです。
ただ、間に合わないのはじっくり考えるから、です。
授業で早く終わる、ということはあまりさせていない。どちらかというと、良く考えさせる。問題を解いている段階で、「どう?」と聞くことはありますが、本人が「教えてください。」というまではなるべく待っていることにしています。
そのペースでテストを受けると、当然間に合わない。だからまあ、最初の成績は悪いわけですが、しかし、すっ飛ばして問題を解くことに慣れていない方が良いと思っています。
力がつけば、自ずと速くなる。それでも間に合わないこともあるが、しかし、問題は間に合わないから落ちる、ではないのです。間違えるから落ちる。ちゃんと解いた問題が正解である限り、最後まで行かなくてもちゃんと合格します。
逆に途中から預かる子は、まずここがダメ。とにかくすっ飛ばす。とにかく答えを出せば良い。これを直すのは本当に大変で、実際に入試まで直らない子もいます。
だから、早くから競争させない方が良い、と思っているのです。
2年で中学受験を終えたいと思っている理由はここにもあるのです。かえって2年でやった方が上手くいくことも多いのです。
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受験で子どもと普通に幸せになる方法、本日の記事は
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