2019年芝中学の問題です。
7種類の水溶液(ア)~(キ)を用意しました(下図)。その(ア)から(キ)の水溶液について【実験1】~【実験5】を行い、実験の結果をもとに【A】~【G】に分けることがとができました。これについてあとの問に答えなさい。
(1)[D]と[F]に当てはまる水溶液は(ア)~(キ)のどれですか。それぞれ記号で答えなさい。
(2)[B]は石灰水ということがわかりました。[B]と[G]を混ぜ合わせたときに観察できる変化を説明しなさい。
(3)【実験3】について。一定量のアルミニウムに、ある一定のこさの[A]を加えました。このとき加えた[A]の体積(mL)と発生した気体の重さ(g)の関係を調べたところ、以下の表のような結果になりました。「加えた[A]の体積」を横軸、「発生した気体の重さ」を縦軸として、この二つの関係をグラフで描くとどのようになりますか。
(4)[E]はある気体が水にとけてできた水溶液です。この気体は水にとけやすく、鼻をさすようなにおいがあります。この気体を発生する装置と集める装置の組み合わせとして正しいものを下の(あ)~(け)の中から1つ選んで、記号で答えなさい。
(あ)①と④ (い)①と⑤ (う)①と⑥ (え)②と④
(お)②と⑤ (か)②と⑥ (き)③と⑪ (く)③と⑤
(け)③と⑥
(5)別の実験で、それぞれあるこさの15mLの[A]と9mLの[F]をすべて混ぜ合わせると[C]の水溶液をつくることができます。ここで同じこさの20mLの[A]と2倍のこさにした[F]を用いて[C]をつくる場合、2倍のこさにした[F]は何mL必要ですか。ただし、割り切れないときは四捨五入して整数で答えなさい。
(6)さく酸水溶液を用意して、(ア)~(キ)の水溶液と同じく【実験l】~【実験5】を行うと、(ア)~(キ)のどの水溶液と同じ結果になりますか。(ア)~(キ)の中から1つ選んで、記号で答えなさい。
【解説と解答】
(1) Dは溶質が固体、中性か酸性で、非電解質ですから、砂糖水。Fは溶質が固体ではなく、中性か酸性で、においがあるので塩酸でカ。
(答え)D イ F カ
(2)Gは炭酸水になるので、白くにごります。
(答え)白くにごる
(3)下のようなグラフになります。
(答え)
(4)アンモニア水ですから、①と⑥です。アンモニアは水に溶けやすいので水上置換はできません。
(答え)う
(5) Aが水酸化ナトリウム水溶液、Fが塩酸です。9×$$\frac{20}{15}$$÷2=6mLです。
(答え)6
(6)酢酸は溶質が液体で固体ではなく、酸性で電解質ですから、カと同じになります。
(答え)カ
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