結局、お母さんはことばによって子どもに影響を与えます。
だからそのことばの使い方が大事。
当然、子どもの可能性を否定することばは、なるべく使わない。
良くお母さんが勘違いをするのは
「あれだけ言えば、くやしくて勉強するだろう。」
そんなことは絶対にありません。
「僕は、理解のない母親に生まれてしまった。」
「なんて、かわいそうなんだろう」
最初のうち、子どもはなかなか勉強しません。
やりたいことがたくさんあるから。
ゲーム、野球、漫画、サッカー、バレー、テレビ・・・
その中に勉強を加えなければなりません。
だから、勉強は楽しくやらないと最初はうまくいかない。
ごほうびもあり、ゲームもあり。
そして、知的好奇心が満たされてくると、これが解けるなら
あれも解けるかも、という欲望が出てくるのです。
その間、親が使うことばは「ほめることば」中心。
お父さん、お母さんにほめられて、喜ばない子どもはいません。
小言をいいそうになったら、ちょっと深呼吸。
本当に言った方がいいか、考えましょう。
一度言ったことばは、もう変えることができませんから。