■ 大手塾の中には、もう6年生のこの時期週5日塾に通わなければいけないところがあるそうです。
■ じゃあ、秋になったらどうなるのか、きっともっと時間数が増えるのだろうと思うのですが、なぜこんなに通塾時間が増えているのかと言えば、家庭学習がうまくいかないという声に応えたということのようです。
■ 今は両親が働いていることが多いし、家に帰ってから子どもたちの勉強の様子を見るのも大変だし、一方、子どもたちも段々反抗期になってくるから、勉強させるのが大変、ということになる。じゃあ、塾で預かってもらった方が良いだろうというので、また1日1日と増えていったということなのですが、しかし、すべてこれが集合授業というのは、あまり効果がない。
■ というのは、個人のペースで進めるところがないと、本当にわからないところができるようにならないからです。
■ わからないところがみんな同じ、ということにはならない。子どもによってできないところは違うわけだから、それに対応する時間がないといけない。したがって通塾回数を増やすのなら個別の時間が増えないといけないところはあるのです。
■ 塾でも自習室を備えているところがありますが、その時間先生の元で自分で課題を克服する、というのであれば、それが一番良い。わからないところを先生に聞いて最後解決できれば、良いだろうと思うのです。
■ 集合授業が増えると、復習しなければいけないことが増えるが、しかし自分で問題を解決する時間はなくなってしまうので、なかなかできるようにならないところがある。家でなかなか勉強できない場合は、やはり通塾の中身をしっかり検討した方が良いでしょう。
フリーダム進学教室 新連載 学校訪問シリーズ
第2回 東京都市大等々力中学
受験で子どもと普通に幸せになる方法、本日の記事は
幼い子の中学受験
5年生の教室から
できるようになればうれしい
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