近年、理科や社会で本文やグラフ、表を読めれば解ける問題というのが割と多く出題されるようになりました。
例えば4000年に及ぶ地表面の隆起量のグラフを見せて、1年間の平均隆起量を求めたり、表からグラフを描いて傾向が大きく変わった年を選ばせてみたり・・・。
いや、これは読めばできるだろう、という問題が結構多いのです。
では、なぜこんな問顔が増えているのか?
できないからです。塾で習ったことを答える、ということはできるのかもしれないが、文章やデータから自分で考えたり、仮説を立てたりすることはできない。
できないから、先生は授業で苦労する。だったら、最初からできる子を採ろう、ということになるわけです。
たくさんのテストを受けてくると、ぱっとみただけで「あ、ムリ」という子もいますが、本当は全然ムリではなかったりする。
ちょっとやれば、「なんだ簡単じゃない」という問題もあるのです。そんなの知らない、ではなくて、そこにあるデータからどう考えるか、ちゃんと冷静に取り組めるかどうかも見ている。
だからしつこく考えることが大事なのです。ちょっと粘るだけで、結構大きな得点につながったりするのです。
受験で子どもと普通に幸せになる方法、本日の記事は
問題数に惑わされずに
5年生の教室から
そろそろ
今日の慶應義塾進学情報
他の慶應の過去問をどうするか