自分で勉強するようになるきっかけ

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最初から自分で勉強している子どもたちばかりではありません。

例えば4年生のころ、どうして塾に来るようになったのか、聞いてみると圧倒的に多いのは「ママに行けと言われた」というパターン。自分で行きたいと思った子も少なからずいますが、まあ、だいたいはお兄ちゃん、お姉ちゃんが受験していて、ついに自分の番だ、みたいな、感じで塾に通うようになるのですが、しかし、だからといって自分で勉強するとは限らない。

先生に宿題や復習をやるように仕向けられ、また毎月組み分けテストがあって、クラスを落ちるわけにはいかない、みたいなところもあって勉強しているが、しかし、まあ、自分でやるのとはほど遠い場合もあるでしょう。

しかし、やがて自分でやるようになる時期が来る。

1 小学校の友だちが同じ学校を受験することがわかる。
これは結構インパクトがあるようです。塾の友だちが自分と同じ志望校であっても、それほどピンとこない。まあ塾はそういうところだから、という意味合いがあるのでしょうが、小学校の友だちというのはやはり地元というものがあるわけで、こういうところはムラ的な発想ではあるものの、それでがんばるようになる子もいます。

2 ちょっとできる
すごくできるわけではないが、ちょっとできると「やれるのではないか」と思う。志望校が決まり、ここへ行きたいという気持ちもあるが、しかし、うまくいくかわからないという不安があるのが普通でしょう。しかし、模擬試験でも学校別特訓でも何か、ちょっと手応えがあった。もしかしてやれるかもしれない、と思うとこれはがんばります。

3 友だちに引っ張られる
学校別特訓というのは、同じ学校を受ける子どもたちが集まります。だから殺伐とするか、といえばそういうことはあまりない。むしろ何とかみんなで入ろう、という雰囲気が出てくる。指導する先生にもよりますが、みんなで何とか入ろうみたいなことがあり、彼と同じ学校に行きたい、という気持ちも相まってがんばるようになるものです。

で、これらのきっかけは、すでにお気づきかもしれませんが、要するに今頃から、という話なのです。

今までは多くの子がやらされているだけだったのに、この頃からまあ、自分でやるようになる子が増える。まあ、おしりに火が点いた、という部分もありますが、で、そうなったら少し下がって観ていましょう。本人がそれなりにがんばるようになっただけ大したものだ、と思います。

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