何が出るか、わからないのだから

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これまで6年生は組み分けテストや月例テストには範囲がありました。つまり、算数ならココが出る、理科ならココが出る、ということがわかっていて、それを勉強していたわけですが、今月の模擬試験ぐらいから、もう範囲は全範囲になっていきます。

つまり何が出るか、わからない。

だからことさら、その試験に対して具体的な対策をしようと思っても、難しいでしょう。今までなら漢字のテキストの29ページと30ページから出題されるとわかっていたから、それだけやっていたわけですが、漢字もすべてが範囲ということになると、まあ、何を事前にやっても仕方がないところはあるわけで、もっている力で勝負するしかない。

この感覚をこれから大事にしてください。

何が出るか、わからないのだから、何が出ても驚かない。何が出ても、それなりに対処する、ということでやっていけるようにしないといけない。

最初はドキドキするかもしれませんが、まあ、これも慣れ。実際に秋からの模擬試験は基本的に何も範囲がないわけだから、特に前の日に何かをやらなくたっていい。それまでに培った力で勝負するわけだから、何が出てても、しっかり問題を読み、ていねいに考えて答える、という作業をしっかりやればいいのです。

そういう心構えにどんどん慣れていきましょう。だからこの連休にある試験に対して何かやろう、などと最早考えてはいけません。

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