ミスが多い問題のパターンで目立つのは、
「間違っているものを選びなさい」と問われているのに、あっているものを答えてしまう。
「分速で答えなさい」と条件が指定されているのに、その条件を見過ごす。
の2つです。
問題をよく読む、と言われているし、本人だって注意深く読んでいるつもりなのだが、なぜ読み切れないか?
頭が動いているからです。つまり、問題を読んでいるうちに頭がその問題を解き始める。最後まで確認しようという意識を乗り越えて、問題を解こう、解きたいという気持ちが勝る。
でも、これはこれで良いと思うのです。それを抑えてしまうと、実はぴんときたものがなくなってしまう可能性がある。
やはりつかみというのは、そういうものであって、なんとなく解き方のアイデアが沸いているのと「最後まで読まないと」と思うと、その沸いたアイデアがどこかに消えてしまったりする。だから、いいのです。それはそれで。
ただし・・・。
答えが出たと思ってから、もう一回読めばいい。
「あぶない、あぶない。分速じゃん。」
みたいに気が付けばいいのです。ただ、それだけの話。
「答えを書く前にもう一度問題を確認する。」
というルーティンを実行しましょう。
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