大学受験の評価方法が変わるということで、少しずつですが中学入試にも変化が見られています。
そのひとつが思考力を問うPISA型の問題の増加。PISA型は、おもに公立一貫校の検査問題として使われていますが、要はあまり知識が必要ではない。その分、そこに与えられた資料やデータを元に、いろいろなことを考える、という問題で、これまでもいくつかの学校の理科や社会で取り入れられてきています。
で、大学受験の評価方法が一発勝負ではなく、途中の学力も判定する方法へ変わっていくので、ただ知識を詰め込む、というのはあまり意味がなくなってくる、と考えられているようです。
一方でPISA型の中学入試の利点は公立一貫校と併願ができることです。
従来の私立の入試問題だとどうしても知識を覚えなければいけないので、公立一貫校の検査問題と対策が異なり、両方受けるためにはそれなりの準備をしなければなりませんでした。しかし、PISA型入試だけの問題にすれば、公立一貫校の受験生が併願できる可能性がでてきます。
今年は公立一貫校の受験生が減少しましたが、それでも公立一貫校の競争率はこれまでかなり高いところにあるので、その層を取り入れられれば、と考える学校があるのは自然なのことです。
ただ、経済的には公立一貫と私立では差があるので、PISA型にすればすぐに受験生が増える、というわけにはいかないでしょうが・・・。
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