物語文だけの出題

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多くの学校では長文の出題は2題です。1題が物語文。もう1題が論説文、説明文。それでも最近は結構長い文章が採録されて問題になっているので、読んで答えるのは結構大変です。

で、多少なりともじっくり文章を読んで、読解力、表現力を試したいということになると、この問題文が1題になる学校があります。その代わりすべての問題が記述式ということになります。

この場合、論説文や説明文を題材にすることはあまりなく、ほぼ物語文になるようです。

論説文や説明文は論理を読み取れるか、ということが中心になるわけですが、物語文の場合は登場人物の心情を読み取ることになります。

したがって「人の気持ちがわかる子か?」「人の痛みがわかる子か?」というような観点でも子どもを見ることができる。

なので、こういうスタイルの学校はそのスタイルを変えません。だから毎年判を押したように物語文の読解になる。

じゃあ、対策は簡単かというとそんなことはないのです。

物語文ばかりを読んでいれば、「人の気持ちがわかるか?」というとそうでもない。やはり子ども自身が成長しながら、いろいろな体験をするからわかるところもあるし、またそれを表現するということになれば語彙も必要になる。

ただ書けないということはなくなります。対策をしていれば問題に応じて書くことはできるようになるのです。ただ書けるようになったからといって、答えが合っているとは限らない。でも、書かないと○はつかないわけで、最初は内容を問わず、とにかく書けるように練習をします。

もうこの時期になると、それなりに書けるようにはなっているので、あとは中身。答えについて、本当に登場人物の置かれている状況がわかっているか、どういう気持ちになっているのか表現できているか、をしっかり検討していきましょう。

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