生物に関する問題

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2014年灘中学の問題です。


以下の問いに答えなさい。

問1 次のア~サの動物から、は虫類、鳥類、ほ乳類をそれぞれ2つずつ選び、記号で答えなさい。
ア ライチョウ イ タコ ウ ウサギ エ バッタ オ カメ カ カワウソ キ イモリ
ク サンショウウオ ケ ワシ コ ヤモリ サ ナマコ

問2 気温が25℃くらいのとき、は虫類とほ乳類の体温を比べるとどちらが、高いか答えなさい。

問3 体温が高いと、動物の体内では微生物が増えやすくなります。

(1)ある微生物は20分で1回分裂し、1個が2個になります。数え始めの時点を0分として、140分後にはこの微生物の数は何倍になっているでしょうか。

(2)微生物がそのまま増えると、動物は体内を正常に保てなくなるので、それを防ぐための仕組みが体内に備わっています。しかし、その仕組みが、決まった食品や花粉などに対して必要以上に働いて体に悪い影響を与える場合があります。そのような現象を何というか、答えなさい。

(3)微生物に感染したとき、動物の体内では微生物とたたかうため、あるタンパク質が作られます。タンパク質の材料として最も適するものを次のア~カから選び、番号で答えなさい。

ア ブドウ糖 イ アミノ酸 ウ ビタミン エ 脂肪(しぼう) オ デンプン カ 鉄

問4 次の表の食品保存法について(1)~(4)に適する語句を答えなさい。同じ番号には同じ語句が入ります。

 

食品の保存方法 微生物が増えにくい主な理由
干物 食品を乾燥させて、微生物が使える( 1 )を奪い取る。
くん製 食品に( 2 )をあてつづけ、乾燥させて、微生物が使える( 1 )を奪う上、( 2 )が含む殺菌成分が微生物の増殖を抑える。
缶詰・レトルト 封をして微生物の侵入を防ぎ、また封をする際に食品を( 3 )して殺菌している。密封されているため、食品は( 4 )と接することがなく、長持ちしやすい。

(解説と解答)
問1 
は虫類は、カメとヤモリ
鳥類はライチョウとワシ
ほ乳類はウサギとカワウソ

(答え)は虫類 オ コ 鳥類 ア ケ ほ乳類 ウ カ

問2
変温動物は気温と同じ体温に変わるのに対して恒温動物は37度から40度前後の体温になっているので、ほ乳類の方が高くなります。

(答え)ほ乳類

問3
(1)140÷20=7回の細胞分裂になるので、
2×2×2×2×2×2×2=128倍になります。
(答え)128倍

(2)アレルギーです。花粉などが入ってくしゃみや鼻水などが多く出るなど過分な反応になります。
(答え)アレルギー

(3)タンパク質は分解されるとアミノ酸になるので、逆にアミノ酸が合成されてタンパク質を作ります。
(答え)イ

問4
(1)乾燥させて微生物がとれる水分をなくします。
(2)くん製はいぶすので、煙に当て続けます。
(3)缶詰やレトルトは熱を与えて殺菌しています。
(4)密封されているので空気と接することがありません。
(答え)
(1)水 (2)煙 (3)加熱 (4)空気

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