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来年の塾をどうするか?

新5年生、新6年生はそれぞれこの次の学年の内容を再考すべき時期です。

新5年生は、これから入試で出る内容を本格的に勉強する段階に入ります。塾によってそのカリキュラム進行は異なりますが、やはりここでこのままのペースで大丈夫なのか、もう一度考え直す必要があります。

基礎の学習が上滑りすると、本格的に応用に入った時に崩壊します。したがって、今のうちに基礎が十分でなければやり方を考えないといけない。

特に塾で偏差値40以上になっていなければ、やり方を考える必要があるでしょう。

一方新6年生は志望校を軸に塾を考えていく必要があります。

例えば行きたい第一志望は決まっていて、その対策が十分であるのか、自塾を検討する必要があります。

首都圏の多くの塾では御三家をはじめとする2月1日校は学校別特訓の授業を運営することが多いですが、それ以外の学校は十把一絡げでまとまってしまうことが多い。

しかし、それぞれの学校にはそれぞれの出題傾向があるので、そこをある程度意識した対策を組んでいかないと、出ないことまでやらされ、かつそれで成績を決められるから、本人のモチベーションが上がりにくくなる可能性があります。

ですから、その内容をしっかり吟味する必要があるのです。

最近、転塾の多い時期は第1位が5年3学期、次が6年2学期、第3位が4年3学期となっているので、このままでよいか、これから2か月の間に慎重に判断をする必要があります。

今日の一問(算数オンライン塾から)

11月27日の問題(平面図形)

1週間無料公開されています。


すべてのパターンを網羅できないから

毎年、毎年、各校の先生方が「これは塾で習ってないだろう」という問題を作るので、まあ、それなりにいろいろな問題が生まれてくる。

塾でも対策しますが、だからといってすべてのパターンを網羅できるわけではありません。

入試で見たこともない問題に遭遇することだって当然ある。

だから、つねに問題文をしっかり読み取り、いろいろ考えを巡らす練習をしないといけないのです。

解法を覚えれば、という勉強の仕方は一部の問題にしか通用しません。

解法を覚えさせることに終始する塾もあるようですが、それでは考える力はつかない。

その問題をしっかり考えて、構造を捉える、ということがちゃんとできないと、上位校の合格はなかなか難しいでしょう。

そのためにはたくさんの問題を解く、というよりも、つねにジックリ考える、という練習を積み重ねることです。

そして、それでもわからなければ解答を読む。

なるほど、こう解くのか、ということがわかれば、次第に考える力は強化されていきます。

じっくり考えないと、考える力はつきません。
今日の一問(算数オンライン塾から)

11月26日の問題(場合の数に関する問題)

1週間無料公開されています。


受験期間の話

どんどん受験期間が長くなる今日。

小学校二年生や一年生から塾通いが始まるのは、なかなか大変ですが、そんな中、1年で志望校に入った、とか2年で入ったとかいう話が出てくることはあると思うのです。

しかしそうすると
「頭の良い子なのよ」とか、「志望校が低いからでしょ?」みたいな話が聞こえてくる。

まあ、長い受験を強いられている分、そんなにうまくいってたまるものか、という気持ちがあるとは思うのですが、これも塾側に利用されている心理の一つでしょう。

つまり、塾は「そんなに甘い物ではない」ということで、受験期間を長くしている。

ホントは少子化で生徒が集まらない。だから、ひとりの生徒に長く通ってもらわないと経営が成り立たないのです。

その結果として「作られた大変さ」が生まれてくる。しかし、これは「作られた」ものだから、ホントのことを言えば、そんなことをしなくても合格する子はいくらでも出てくるはずです。

が、流れとしては、多くの子が塾に通うのでそういうことにはなっていない。まあ、うまくしてやられているとも言えるのです。

実際に中学受験に出題される問題を習っているのは小学校5・6年の2年間だけなのですが・・・。

今日の一問(算数オンライン塾から)

11月25日の問題(比と割合)

1週間無料公開されています。