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すべてのパターンを網羅できないから

毎年、毎年、各校の先生方が「これは塾で習ってないだろう」という問題を作るので、まあ、それなりにいろいろな問題が生まれてくる。

塾でも対策しますが、だからといってすべてのパターンを網羅できるわけではありません。

入試で見たこともない問題に遭遇することだって当然ある。

だから、つねに問題文をしっかり読み取り、いろいろ考えを巡らす練習をしないといけないのです。

解法を覚えれば、という勉強の仕方は一部の問題にしか通用しません。

解法を覚えさせることに終始する塾もあるようですが、それでは考える力はつかない。

その問題をしっかり考えて、構造を捉える、ということがちゃんとできないと、上位校の合格はなかなか難しいでしょう。

そのためにはたくさんの問題を解く、というよりも、つねにジックリ考える、という練習を積み重ねることです。

そして、それでもわからなければ解答を読む。

なるほど、こう解くのか、ということがわかれば、次第に考える力は強化されていきます。

じっくり考えないと、考える力はつきません。
今日の一問(算数オンライン塾から)

11月26日の問題(場合の数に関する問題)

1週間無料公開されています。


受験期間の話

どんどん受験期間が長くなる今日。

小学校二年生や一年生から塾通いが始まるのは、なかなか大変ですが、そんな中、1年で志望校に入った、とか2年で入ったとかいう話が出てくることはあると思うのです。

しかしそうすると
「頭の良い子なのよ」とか、「志望校が低いからでしょ?」みたいな話が聞こえてくる。

まあ、長い受験を強いられている分、そんなにうまくいってたまるものか、という気持ちがあるとは思うのですが、これも塾側に利用されている心理の一つでしょう。

つまり、塾は「そんなに甘い物ではない」ということで、受験期間を長くしている。

ホントは少子化で生徒が集まらない。だから、ひとりの生徒に長く通ってもらわないと経営が成り立たないのです。

その結果として「作られた大変さ」が生まれてくる。しかし、これは「作られた」ものだから、ホントのことを言えば、そんなことをしなくても合格する子はいくらでも出てくるはずです。

が、流れとしては、多くの子が塾に通うのでそういうことにはなっていない。まあ、うまくしてやられているとも言えるのです。

実際に中学受験に出題される問題を習っているのは小学校5・6年の2年間だけなのですが・・・。

今日の一問(算数オンライン塾から)

11月25日の問題(比と割合)

1週間無料公開されています。


当たるも八卦、当たらぬも

摸擬試験の合格可能性と、過去問の出来が一致しない、という子は少なくありません。

で、受験校の選択をするにあたって、どう考えるべきか、ということなのですが、一般に摸擬試験はすべての学校を1種類の試験で判定することになっています。

したがって、あくまで統計的に判断することになっているので、そのために大量の問題を出して、正規分布に近づくようにしています。

が、この出題傾向がまったく、志望校と合わないという場合があるわけです。

だから、まったく違うという場合は、摸擬試験の合格可能性が当たらない、ということは多々あり得る。過去問はできて、摸擬試験の合格可能性が悪い、という場合は一般的には、摸擬試験の合格可能性よりも過去問の出来を信じた方が良いでしょう。

では逆に、摸擬試験の合格可能性が高いが、過去問ができない、という場合は?

これも過去問が出来るようにすれば良いのです。これで、志望校を変更する必要はない。むしろがんばって過去問をできるようにしていけば、ちゃんと合格します。

両方とも悪い、という場合は、まあ、まずは過去問をできるようにしましょう。

それで解決しなければ、安全校の選択を慎重に考えれば良いのではないでしょうか。

今日の一問(算数オンライン塾から)

11月24日の問題(速さに関する問題)

1週間無料公開されています。