9月も後半になると、模擬試験の結果を見て、「もうこのくらいなのかな」と思ってしまうことがあります。
しかし、まだまだこれからです。
たくさんの問題を解くようになると、やはり一問一問のねばりはなくなってくるところがある。
「あ、これムリ」とか「難しいからできない」みたいな言葉を耳にするようになったら、要注意です。つまり、それは問題が与えられすぎている、ということ。
ある程度の時間で終わると思っているのであれば、一問一問はもっと考えられる。
いろいろ試してみて、あるいは多少なりとも書き出してみて、などという方法で解けることもあるかもしれない。
で、そこからやはり解決の糸口を見出せるものなのです。
しかし、簡単にあきらめてしまうと、その力がつかない。つかないから、たくさんの問題を解いても、できる問題しかできない、というようなことになる。
つまり成長がなくなるのです。
与えすぎない代わりに、一問一問はもっとしつこく考える。
それでできるようになっていけば、実はそんなに数は必要ではないのです。
できる子たちもミスをします。
ミスをしない子はいない。ただ、できる子たちは、試験時間内にそれを修正する力がある。
問題を解いたが、なんとなく腑に落ちない。これはそれだけ失敗してきた、ということでもあるのですが、こういうパターンでは失敗するんだよ、みたいなことが何となく感じられる。
合っているか不安になる、と言ってもいいかもしれません。
で、見直す。あるいは問題文を確認すると?
危ない、危ない、次郎の分速だった、みたいなことがわかって修正する。
それが試験時間内にできるか、それがこれからの課題です。
ミスは大いにするべきなのです。そして、それをなぜやったのか、どうやったら防げるのか、を親子で真剣に考える。
叱ったり、怒ったりしない。その代わり対策を考える。そして模擬試験で実行する。
その積み重ねがやがて「間違えない子」に育つのです。