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入試の答案は返ってこない

今まで模擬試験にしろ、組み分け試験にしろ、答案は後から帰ってきました。

しかし、入試では答案が帰ってくることはありません。ただ、結果が知らされるだけ。採点から合否の判断まで、学校の判定に委ねられます。だから、とにかくていねいに解くしかない。

以前、受験番号を書き忘れた、という生徒がいました。

実は答案には2つ、受験番号を書き入れる場所があったわけですが、そのひとつには書いた。しかし、もうひとつには書かなかった。

結果としては特に問題がなく、合格したのですが、本人としてはハラハラドキドキだったでしょう。

あとで、その学校の担当の先生に話を聞いてみましたが、

「基本的には、温かい目で見守るということにしています。」

という話でした。つまり、1つ書いてあるから、いいだろう、ということでしょう。しかし、答案が誰のものかわからなければ、当然、0点になる可能性はあるわけです。実際に入試でそんなことは起きないだろう、と思いがちですが、結構、番号が抜けていたり、名前を書かなかったりする子は少なくないそうです。

だから、まず最初に受験番号と名前はしっかり書く。

後から書こう、などとは絶対に思ってはいけません。最初に書く。書く欄が1か所とは限らない。しっかり探して確認するくせをつけましょう。

もうひとつよくあるミスが解答欄の間違い。

採点していて「1コずれてるなあ」と思う答案があったりするそうです。

「どうするんですか?」

「かわいそうだと思いますが、さすがにそれは×にします。」

過去問や塾のプリントなど、演習をする機会が多くなっていますが、普段から本番を意識して、そういうミスを起こさないように練習していきましょう。

今日の一問(算数オンライン塾から)

12月19日の問題(立体図形)

1週間無料公開されています。


ギリギリで入っても大丈夫?

入学試験で補欠で入った、という子もいます。

少なくともその時点で、多分ビリに近い成績、ということは言えるでしょう。

となると、学校に入ってもついていけないのではないか?と心配される方もおられるかもしれません。

しかし、それは大丈夫。

補欠で入った子は、少なくとも入った段階で補欠だと知っているのだから、それなりにがんばる。

かつ入学者は僅差の勝負で入っているので、それほど大きな差は開いていない。

なので、結果として補欠で入っても、入学後良い成績を取る子はたくさんいるのです。

だからギリギリで入っても大丈夫。とにかく入試を突破することが大事です。

学校の成績は、入った後の問題ですから。

今日の一問(算数オンライン塾から)

12月18日の問題(数の性質に関する問題)

1週間無料公開されています。


塾の入室テストは入室許可よりも偏差値を見る

新年度に向けて、いろいろな塾で入室テストが行われています。

以前、大手塾に関係していたときに、入室テストの基準が結構低いのを聞いて驚きました。まあ商売ですから、なるべく入れたいと思うのでしょうが、しかし、30台で入ると長い期間、いわゆるロークラスにいることになります。

その塾での序列はある程度決まってきている部分があるから、なかなか上に上がれない。上がれない以上、どうしても気持ちが上に向かないところは出てくるのです。

入室許可が下りても45未満であれば、やはりやり方を考えた方が良いと思ってください。その成績で入室許可が下りるということは、お客様として迎えられただけである、ということなのです。

それではあまり意味がない。

これはやり方を変えなければいけないのです。競争に参加するのは後回し。まずはしっかり力をつけていくことに力を入れましょう。あまり力のないうちから、テストや課題に追い回されていくと、ただでさえ理解に時間がかかるのに、さらに煽られてしまってやる気をなくしてしまいがちです。

競争に参加するのは、力をつけてから、で良いでしょう。6年生の前半からいろいろな塾で公開模擬試験はやってくれるので、そのデータを参考にして最後詰め切れていけばいい。それまでの間は、子どもがまずしっかりと自分で勉強できる体制を作ってあげることです。やらされる勉強は楽しくないし、わからなければもっとつまらなくなる。

まずはちゃんと自分でできることから、スタートしてください。

今日の一問(算数オンライン塾から)

12月17日の問題(速さ)

1週間無料公開されています。