学校別対策の要諦」カテゴリーアーカイブ

物語文だけの出題

多くの学校では長文の出題は2題です。1題が物語文。もう1題が論説文、説明文。それでも最近は結構長い文章が採録されて問題になっているので、読んで答えるのは結構大変です。

で、多少なりともじっくり文章を読んで、読解力、表現力を試したいということになると、この問題文が1題になる学校があります。その代わりすべての問題が記述式ということになります。

この場合、論説文や説明文を題材にすることはあまりなく、ほぼ物語文になるようです。

論説文や説明文は論理を読み取れるか、ということが中心になるわけですが、物語文の場合は登場人物の心情を読み取ることになります。

したがって「人の気持ちがわかる子か?」「人の痛みがわかる子か?」というような観点でも子どもを見ることができる。

なので、こういうスタイルの学校はそのスタイルを変えません。だから毎年判を押したように物語文の読解になる。

じゃあ、対策は簡単かというとそんなことはないのです。

物語文ばかりを読んでいれば、「人の気持ちがわかるか?」というとそうでもない。やはり子ども自身が成長しながら、いろいろな体験をするからわかるところもあるし、またそれを表現するということになれば語彙も必要になる。

ただ書けないということはなくなります。対策をしていれば問題に応じて書くことはできるようになるのです。ただ書けるようになったからといって、答えが合っているとは限らない。でも、書かないと○はつかないわけで、最初は内容を問わず、とにかく書けるように練習をします。

もうこの時期になると、それなりに書けるようにはなっているので、あとは中身。答えについて、本当に登場人物の置かれている状況がわかっているか、どういう気持ちになっているのか表現できているか、をしっかり検討していきましょう。

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スケッチの練習

例えばろ過の実験装置の問題だと、ろうとの置き方やガラス棒の使い方などが図に示されて、どれが正しいか、とか、どれが間違っているか、などという問題が出題されてきました。

しかし学校によってはそのスケッチを書かせる学校もあります。

どういう装置を組めば良いですか?

そんなの簡単だよ、と言って書き始めた後見てみると、あまり美しくないというか、ちょっとろうとが飛んでるというか・・・。

そうなんです。結構スケッチを書き慣れていない子が多い。

昆虫の触角だったり、幼虫の足だったり、水上置換の装置だったり、というのは結構見慣れているはずなのだけれど、自分で書きなさい、といわれると案外書けないものです。

で、そういう問題が出るかどうかを先に調べておきましょう。

特に心配がなければスケッチの練習をする必要はありません。

ただ、結構過去に出題があったり、観察させる問題を出す学校であるならば、早目に練習をしておきましょう。

どう練習する?

簡単です。テキストの図があるでしょう。あれを見ながら写せばいいのです。全部やる必要はまったくありません。

いくつか書いているうちにまあ、そこそここれは実験装置だなあ、とわかれば、それで対策終了です。

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自由記述の対策

最近の国語の入試問題では、

「自分のことばで説明しなさい。」

という設定が見受けられます。

「文中のことばを書き抜きなさい。」とか「最初の五文字を答えなさい。」みたいな問題は、問題文が長くなったことはネックではあるものの、それなりに訓練を積んでいくと、「ああ、ここだな」みたいに見つかることが多い。

しかし

「自分のことばで説明しなさい。」

といわれてしまうと、何か根拠よりも自分で考えなければいけない、ように感じでしまうかもしれません。

しかし、これは国語の読解としては違う。単に根拠となる部分を書き抜かない、だけであってそこに書いてあることをまとめることが必要になります。

国語の問題はあくまで、採録されている文章が根拠になるわけで、そこにこう書いてあるから、答えはこうでなければならない、という論理は選択であろうと、自由記述であろうと、同じことです。

ただ自由記述の場合、根拠が一カ所とは限らない。

一カ所でないから、「要約しろ」という設問になる可能性も高いのです。

だからあてはまる部分を一カ所見つけて安心してはいけない。他にないかは一応検討してみる必要があり、そこは書き抜きと明らかに違うところなので、この過程は練習にしっかり組み込んでください。

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