中学受験で子どもと普通に幸せになる方法」カテゴリーアーカイブ

ゆり戻し

昨日、補欠の話を書いたら、ひとり回ってきました!
本人からの電話。大変うれしそうでしたが、また回ってこないかなあ。

しかし今年の受験は前半戦が終了、次は高校受験です。高校受験も今は、めっきり私立高校の募集が減りました。まあ、これだけ中学受験が話題になってくると、中学でなるべくとった方が良いということになるのでしょうか。

先日新中3の女子の面談をしていましたが、実際に通える私立は本当に数えるくらいしかない。でもここで中学受験の感覚は持ち込めません。例えばみなさんが、えっと思うような数字になっているからです。中学受験で40台の偏差値はすぐ60台にはねあがる、学校も少ないから仕方がないですが。

だから近年高校受験はやはり公立高校受験が中心になっているように思います。湘ゼミエルフィーのスタッフと話をしていても、やはり公立中心の組み立てになるケースが多いようです。(もちろん、塾のカラーもあるでしょうが。)

公立高校も私はこれから少しずつ復活してくれるのではないかと思っています。日比谷もだいぶ難しくなってきました。県立、都立のトップ校が独自入試を始めており、この中学受験傾斜はどこかで修正が始まると思います。

行き過ぎればもどる、ではないでしょうか?

補欠

今年も何人か補欠の子がいます。

第一志望の補欠というのは、実にはがゆい思いがしますね。あと数点で届いたものを。あの問題さえできれば、そういうところはどうしてもあります。

実はうちの息子は第一志望が補欠でした。そして2月末まで待ちましたが、結局回ってきませんでした。本人としては同じ附属に行くのだからというのもあるにはあるのですが、しかし、第一志望に合格しなかった、あと数点でという思いは非常に悔しかったと思います。

ただこればっかりは、もう待つしかない。そして回ってこなかった場合を想定して次の動きにいくことが大事だろうと思います。

昨年は何番まで回った、とかそういう情報を聞いても、まあ、今年の場合はどうなるかわからないのです。今確実にできることをやった方がよさそうです。

ついでに言えば、たいていの学校の場合、補欠者には電話で繰り上がりを連絡しますが、つながるまで飛ばすことはありませんので、じっと電話の前で待つ必要はありません。

入試問題

今年の入試問題は受験者数が多かったために、難しくなってきたようです。これまでの学校のレベルに比べて高くなった、つまり傾向はそう大きく変わらないが、出す問題が難しい、計算問題が面倒だったり、知識が細かかったり。

難しくするには理由があって、やさしい問題だと差がつかないからです。みんなできてしまう、それだと誰がよりできるかということがわからない、だからレベルを上げた学校が増えたのでしょう。

実際に、今の入試問題は、かつてに比べると大分変わってきました。これは以前に指摘したことですが、社会は歴史、地理といったカテゴリーから現代社会についての知識や関心を求める問題が増えました。環境問題や温暖化、少子高齢化、今の日本や世界が直面する問題を出しています。

しかし、12歳の子どもたちに出題する問題として適当なのか?といえばそうではない。そういう問題があるという知識の整理だけで答えている子が多いのではないかと思います。

うがった見方をすると、大学受験の準備としてある程度まで知識を持っている子をとるんだという視点が見え隠れします。

もっと12歳の考える力、表現する力を根源的に試すような問題を本来なら出題してほしいと思うのです。覚えることばかりではなく。

私が出題者だったらこんな問題を出したいと思います。

「あなたの関心のある都道府県を1つあげ、その都道府県についてどういうことに関心があるのか、またそれはどうやれば調べられるかについて自分の考えを書きなさい。」

「岩手山 秋はふもとの三方の野に満つる虫を何と聴くらむ」
この短歌が歌う情景を1200字以上1600字以内で、物語の形で表しなさい。

採点は大変でしょうが、物語さえ読めばこの子の国語力はすぐわかるだろうなあと思いますが、きっと出ないだろうなあ。