本郷に引き続き、豊島岡も完全中高一貫化することになりました。
その他都立一貫校のうち、都立富士と都立武蔵は20年度、両国と大泉は21年度が高校からの入学が最後となることが決まっており、白鴎は21年度以降に高校募集を停止する予定だそうです。
都立というとどうしても高校、というイメージが強いわけですが、しかし完全中高一貫になるのには大きく2つの理由がありそうです。
1つは、校内体制の問題。中学から進学してきた生徒と高校から入ってきた生徒では学習してきた背景が違うので、そこをどう一体化していくかは、大きな課題の一つ。高校から入ってくる生徒を別クラスにするなどいろいろな手段がとられてきましたが、完全一貫になればこの問題は解消します。
さらに高校受験生の選択志向が高校単独校に変わってきているのがもうひとつの理由。入る方からすれば、高校からみんな一斉に始まる方が良い、と思うのは自然の理かもしれません。都立日比谷をはじめとして、都立高校が復活してきて、開成よりも日比谷、という生徒もでてきている昨今、ならば完全中高一貫校にしてしまう方が一貫校としては自然の理かもしれません。
一方、中高一貫校ながら中学での募集に苦労している学校はここのところ高校単独校に切り替えています。
中学受験と高校受験の層は完全に分かれてきている分、高校でどういう学校が受けられるのか、良く調べておかれると良いかもしれません。
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