関西の塾が、関東に出てきてまずぶつかるのが言葉の壁です。
関西の先生は、当たり前だが関西弁を話す。イントネーションも違うし、関西の言葉はやや荒っぽく、関東では聞こえる。(聞こえるだけですが。)
最初に保護者に「あの、授業は関西弁ですか?」などと言われるので、先生もとまどうことが多くなります。
この事情は実は、関東の塾が関西の塾に行っても同じこと。
いわゆる標準語で授業をやると
「あの先生はすかしてる」
みたいな感覚に子どもたちはなるようです。これはやはり育ってきた言語環境が違うから、子どもたちはまったく悪くない。ただ、教えている内容が良くても最初の印象が悪いのは困る。
そこで関東の塾の場合で言えば、関西出身の先生と送り込むのが一番手っ取り早い。
関西出身の先生は東京では関西弁を隠しているところがあるわけですが、関西に行くと水を得た魚のように、饒舌になる。
また、関西で現地採用も進みます。関西の先生を採用して、研修して、教壇に送り出す。だから、当然、関東の塾が関西に定着するまでには時間がかかる。当然のことながら、最初はうまくいかない。転勤して関東の子が関西に行けば、これは関東の塾の方がありがたいと思うし、逆もまた真なりですが、しかし、決して人数が多いわけではないから、経営的には最初は大変。
しかし、そういう壁を突破していかないと、展開できる地域は広がっていかないのです。これはどんな産業でも結局は同じこと。
地域に根付いて行けるかどうかが問われているわけですから、郷に入っては郷に従え、で地道な努力が必要なわけです。
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