昨日の大倉山で全12会場の説明会が終了しました。
今回のテーマはこれからの中学受験。今の中学受験は過熱気味ですが、やはり過熱すると塾の論理が家庭の論理を上回ってくるところがあり、過度の負担が出てきます。出題範囲もいたちごっこで増えてきていて、全部拾おうと思うと大変なことになります。
昨日お目にかかったお母さんは「私の役目はそぎ落とすこと」とおっしゃっていましたが、まさに正解!!
テキストにしても宿題にしても、いろいろ出てくるでしょう。しかし計画を立ててみると「こんなの、終わんないよねえ」と場合が少なくないのです。ですから、親が見て上手にさばいてあげないと、子どもは一応「やらなきゃ」とは思うのですから注意が必要です。
次の説明会のシリーズは来年3月。2007年受験を振り返ってということで、来春の受験の総括をします。加藤(ハイハイ)がデータをまとめてくれますので、またいろいろなお話ができるでしょう。参考になさっていただければよいと思います。
さあ、あとは冬期講習です。
そぎおとすために、どんな&いつから備えを?
無駄をそぎ落とすことの大切さは、私も痛感しております。
そのために、今のうちから親子で過去問に触れるほうが効果的でしょうか?果たして、どのように・・・?
武蔵中志望です。5年秋に入塾させて頂いたばかりで、とりわけ算数の偏差値は現在とてもヒドイです。
本人は大変な楽観主義者で、勉強量&時間が優秀なお子さんと比べると、現在はとても少ないと思われますが、読書好きなためか、国語や社会はそこそこできるようです。
まずはじっくりと復習を
さすがに過去問は早いと思いますが、じっくりと問題を考えていくことが大事だと思います。カリキュラムにしたがって言えば、基本問題があり、練習問題がありという感じで1週間にやる問題が結構あるかもしれません。それが本当にやりきれているのか?確認をしてみる必要があります。指導員にもぜひご相談いただきたいですが、要はできることを確実にやるなかで思考力を磨くことが大事なのです。
自分で考える、そのためにはそうたくさんの問題はできないでしょうし、またつるかめ算の基本問題をたくさんやっても手が痛くなるだけの話でしょう。基本がわかったら、応用へ。しかし問題数はできる範囲で。というようにそぎ落としていくことが大事です。
特に大事なのは授業でやった問題です。できなかった問題はもう一度どじノートなりカードなりにしてやり直してください。
「確認」を間違っていました。
お返事ありがとうございます。
今まで私がやってきた「確認」とは、授業でやった問題や宿題を2度ずつやらせて、ノートを見るだけでした。自分で○をつけているので、テッキリ理解していると信じていました。
ところが!復習テストの結果は大変ヒサンなものでした。
今後は、実際に子供のそばで解いているところを目で見て「確認」としようと思います。理解していないところをフィードバックする手伝いもします。
今まで保護者の皆さん、こんなに大変な作業をことをされてきたのですか???
私の認識と覚悟、とてもとても甘かったことを反省しています。
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