最近よく聞くお話として「自走は無理」というのがあります。多分、自走というのは親が勉強を管理することなく、子どもが自分で勉強する、ということなのでしょうが、これはなかなか難しいと思うところがあります。
子どもはまだ十分に経験がないので、「何をすべきか」という判断は自分ではなかなかつきにくい。だから塾の先生や親の管理が必要な部分はありますが、しかし、自分で勉強する、ということ自体は十分に可能です。
実際に6年生の後半になってみると、ほとんどの子が自分で勉強しています。まあ、いろいろあるにはあるでしょうが、しかし、やっていることは間違いない。そして自分で勉強するから力もどんどんついていく。最後の追い込みで合格圏を突破した、というのはよくある話ですが、やはり本人が自分で勉強したことが大きいのです。
これはやはり締め切り効果もあるし、本人も志望校に入りたいという気持ちが強くなっているから、当然がんばる。ただ、それを小学校2年生とか3年生とかからやれるか?と言われればそうではないし、またやる必要もない。
自分で勉強できる学齢になってから受験準備を始めれば十分なのです。
その時期はおおむね小学校5年生。
だから小学校4年生の2月ぐらいから始めればちょうど2年ぐらいで受験勉強が終わって、ころあいともしてもちょうど良いのです。で、大事なのはその前に、自分でいろいろなことができるようにしておくということ。
例えば朝自分で起きられない、というのはまだまだ、と思うし、また自分の部屋がもらえているにもかかわらず、掃除はお母さんがやっている、というのもやはり変なのです。
自分で勉強する、ということは結構自立度が高い部分なので、その前にまだやらせることがある。そういうことができないにも関わらず、「勉強しなさい」というのはなかなか大変で、だからバトルになりやすいのです。
ということで、早く塾に行かさないとと思う前に、自分で勉強する姿勢をまず身に付けましょう。例えば漢字とか、計算とか、そういうことで構わないから、決めたことを自分でクリアする、という習慣を早めに身に付けさせておくことが大事です。
もちろんご褒美はあっても良いですから!!
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