■ 小学校5年生から6年生にかけて、やはり幼い子と精神的に成長した子には違いが出てきます。幼い子は、なかなか自分で勉強しない。勉強すると約束したにも関わらず、やらない。
■ それで勉強しなさい、というともうバトルが始まってしまうところがある。いっちょ前にいろいろ言うから親の方も腹が立つでしょう。
■ しかし、一方でちゃんとやっている子がいるのも事実。こういう子は一回り精神的に成長して幼さから脱し始めているということなのですが、もちろん行ったり来たりはします。でもあまりバトルにはならないかもしれない。
■ この違いは一体何かと言えば、幼い子は「今一番やりたいことをやりたがる」ことに原因があります。精神的に成長した子は、ことの優劣がわかり、自分の中でもある程度その順序だてができる。だから漫画も見たいけど、でもここは勉強しないと、という感じになるのですが、幼い子は漫画が見たいということになるとそこに一直線で進むので、まあ、なかなか勉強の順番が回ってこない。
■ 自分が中心ですから、人が何を思うかもあまり気にしない。お父さんやお母さんの気持ちを考えて、なんて芸当はもう少し大人にならないとできないのです。
■ で、これはある程度成長しないとだめだということをまず親は知っておかないといけません。いくらバトルを展開したところで、子どもは成長しません。むしろ心的なストレスを抱え込み、親に対してどんどん敵対心を持つだけなのです。
■ 中学受験はここがひとつの壁でもある。今の子どもたちはいろいろ大人にしてもらっている分、自分中心の世界から脱しないところがあるので、受験に不向きであることは間違いない。
■ しかし一方で同じところにいないのも事実。やがていろいろ考えられるようになるので、まずは本人がやるということだけを見ていてください。それまでに親子関係がズタズタにならないことを優先しておくと本人がやる気になったあとスムーズに進みます。
受験で子どもと普通に幸せになる方法、本日の記事は
子どもの学習管理のポイント
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