読んでいただく、という気持ち

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ある学校の記述問題に「解答は解答欄の枠におさまるように書きなさい」という指示がありました。

特に字数制限がない場合、なるべくいろいろな要素を盛り込んだ方が良い、という考えはあるものの、しかし、それが解答欄をはみ出してしまうのはあまり感心しない。

そういう情熱がある方が、と思われるかもしれませんが、しかし、「条件に合わない」ということで0点になることだって考えられるのです。

つねに解答というのは、指示にしたがっていないといけない。だから、解答欄の枠におさまるように、という指示があれば、その指示に従わなければいけません。

もうひとつ、記述で気になるのは字のていねいさ。

採点をしていて、本当に読んでもらいたいと思っているのか、怪しい答案があります。

「どうだ、なかなか読めないだろう」では、もちろんいけない。入試というのは入れてもらうものだから、自分の答案を読んでいただく、というような気持ちがないといけません。

字をていねいに書くのは当たり前の礼儀。なに、本番でていねいに書けば良いんだ、などとは思わず、日頃からていねいに書く練習をしていきましょう。


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